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ガダラの豚(2) の商品レビュー

4.2

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2021/05/11

いや~~~~面白い!!! アフリカには絶対に行きたくないという気持ちを強く抱いた。 呪術が当たり前のように存在していることがおもしろい。 呪いの根本的なものは「妬み」だと知って納得。 怒涛の展開でまたもや一気読み。面白い!

Posted byブクログ

2021/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 以下引用 ‘’ 「村の呪術の欠点は無知にあります。そしてあなた方の医学の欠点は不信にある」 「不信?」 「人間の生きる力、そして死ぬ力に対する不信ですよ、神父」 ‘’ いいね!  アフリカ編。前巻と違い、大生部が活き活きしててとてもいい。息子にバンギ勧めるし。今ふと思ったんだけど、大生部の名前(姓)、大なる生、ってのもいい。  初めはバキリの名を口にするのも憚ってたのに、全然普通に「バキリ」「バキリ」言うのは何故。娯楽作品として、煩雑になりうる描写は避けたのか。著者の深い洞察を感じさせる描写、表現も多くあるだけに、強く違和感を持った。ま、いっか。  "PRIMARY HEALTH CARE"。(野口)整体、愉氣(ゆき)なんかもそう。凄くぴたっと来る言葉。そういうつもりで今の仕事にも臨んでいたり。

Posted byブクログ

2021/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い! 久々にこんなに熱中して読んだ。民俗学的な要素も盛り込まれつつ、でもコミカルにテンポよく話が進んでいくところが読みやすい。 呪術の効果とはその文化に根付いてこそのものなのか。娯楽としてのマジックや、または催眠術との違いは?本当の霊能力とは?あとは呪術がその文化・慣習の中で果たす役割とは。そしてその正しさとは。複合的に「超常的なもの」についての問いを投げかけつつも、本筋はアクション混じりの?ミステリーとして話が進んでいくのが不思議な感覚でとても面白い。

Posted byブクログ

2020/11/08

あぁ面白かった! 呪術というなんだか怖い様な不気味なものとケニア人のおおらかさと素朴さと…現実的な?日本のテレビ撮影クルーの様と、妙に落ち着いて的をついてるのにトンチンカンな大宇部教授一向。この混沌とした感じが良かった。 ラストに向かうドキドキワクワクと、ヘリコプター登場で助か...

あぁ面白かった! 呪術というなんだか怖い様な不気味なものとケニア人のおおらかさと素朴さと…現実的な?日本のテレビ撮影クルーの様と、妙に落ち着いて的をついてるのにトンチンカンな大宇部教授一向。この混沌とした感じが良かった。 ラストに向かうドキドキワクワクと、ヘリコプター登場で助かった時の安堵感。 すっかり初・中嶋らもさんにヤられてる。 次はどんなことになるんだろうか?早く続きを読もうとッ!

Posted byブクログ

2020/11/05

大生部一家の三人と、スプーン曲げ青年の清川、大生部の研究助手を務める道満光彦、そしてディレクターの水野は、テレビの特番取材でアフリカへと旅立ちます。コテコテの大阪弁を操るケニア人のムアンギを通訳に加えて、彼らはかつて大生部が訪れた呪術師の村クミナタトッゥへと向かいます。ところが、...

大生部一家の三人と、スプーン曲げ青年の清川、大生部の研究助手を務める道満光彦、そしてディレクターの水野は、テレビの特番取材でアフリカへと旅立ちます。コテコテの大阪弁を操るケニア人のムアンギを通訳に加えて、彼らはかつて大生部が訪れた呪術師の村クミナタトッゥへと向かいます。ところが、道中ブンゴマというところへ立ち寄った大生部は、呪術師のオプルに占ってもらったところ、この先悪魔に出会うことになると予言されます。 ようやくクミナタトゥにたどり着いた大生部は、もっとも強力な呪術師といわれるオニャピデと再会します。しかしオニャピデは、この村の近くにやってきたバキリという呪術師によって、村人たちが苦しめられていることを明かします。一方道満は、かつてこの地で布教活動をおこなっていたスコット神父の日記を発見し、スコットがバキリの呪いを受けて命を落としたらしいことを知ります。 やがて大生部は、オニャピデの静止を振り切って、バキリとの面会を果たします。大生部たちが来ることをすでに知っていたバキリは彼らを迎え入れますが、七年前に手に入れたという強力な呪術の道具「バナナのキジーツ」だけはけっして大生部たちに見せようとしません。しかしスコット神父の日記を読んでいた道満は、バナナのキジーツについての一つの仮説に思い至ります。彼は自分の考えを確かめるため、その日の夜清川をともなってバキリの小屋へと侵入します。 前半は、「暗黒大陸」のイメージをアフリカに抱きがちな日本人に対する強烈な皮肉になっていますが、ムアンギのキャラクターのおかげで、重苦しさや冗長さを感じさせません。後半はいよいよ物語が佳境に入り、緊迫感が高まって一気に読めました。

Posted byブクログ

2020/08/11

全3巻の2巻目です。 どんどん面白くなってきました。 科学で説明できないことも、もちろんあると思います。その説得力がじわりきますね。お話の中では呪術師が大事な役割を担っています。怖いくらいです。 アフリカの現状はどうなのでしょう。とても気になります。 ということで、3巻読まなくち...

全3巻の2巻目です。 どんどん面白くなってきました。 科学で説明できないことも、もちろんあると思います。その説得力がじわりきますね。お話の中では呪術師が大事な役割を担っています。怖いくらいです。 アフリカの現状はどうなのでしょう。とても気になります。 ということで、3巻読まなくちゃね。

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2020/08/04

すぐ読み終わってしまった!呪術ってほんとに存在するのか興味しか湧かないし、一巻でしおりちゃんが死んだ描写があやふやだったから、生きてそうな感じがしたけどまさかだった すごくスピード感があって一巻とはまた違ったスリル感を味わうことができた。同じ題材でこんなにも話を展開できるのには驚...

すぐ読み終わってしまった!呪術ってほんとに存在するのか興味しか湧かないし、一巻でしおりちゃんが死んだ描写があやふやだったから、生きてそうな感じがしたけどまさかだった すごくスピード感があって一巻とはまた違ったスリル感を味わうことができた。同じ題材でこんなにも話を展開できるのには驚き! バキリ恐ろしすぎ!一巻から言われてるとおり『目に見えるものが全てではない』この呪術に関してはまさにこの通りだなと。 目の前には、たくさん色んなもの摩訶不思議に起こる、しかし裏でバキリの言うとおりに動く者が存在しそれを知るまではやはり呪いが呪術といったものなのだろうかと疑心暗鬼に陥る。環境がそうさせるのかな。 日本でもいくらメディアに踊らされないようにしようと個人が動いても仮にテレビ漬けの周りの友人、知人がいたならばその友人の言葉は、知らぬ間に友人の言葉として自分の頭に入ってしまう。やっぱり沢山の知識を得て自分に必要かそうでないかをきちんと選択することが重要なのかな

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2019/11/02
  • ネタバレ

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なかなかどきどきした話の展開になった。 続きが読みたくて仕方なくなりました。ちょっと登場人物がどんどん亡くなりすぎて怖いwww 呪術って・・・本当にあるのか???と思うくらい怖い。

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2019/10/29

内容(「BOOK」データベースより) 大生部一家はテレビ局の特番取材で再びアフリカへ旅立つ。研究助手の道満、スプーン曲げ青年の清川、大生部の長男納、テレビのスタッフ6名。一行はケニアとウガンダの国境沿いを北上してスワヒリ語で「13」という意味の不吉な村、クミナタトゥに着いた。村民...

内容(「BOOK」データベースより) 大生部一家はテレビ局の特番取材で再びアフリカへ旅立つ。研究助手の道満、スプーン曲げ青年の清川、大生部の長男納、テレビのスタッフ6名。一行はケニアとウガンダの国境沿いを北上してスワヒリ語で「13」という意味の不吉な村、クミナタトゥに着いた。村民に怖れられる大呪術師バキリの面会に成功した一行は最大の禁忌を犯す。バキリのキジーツの少女を攫ったのだ。危機一髪。ケニアを後にする。日本推理作家協会賞受賞作。

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2019/09/09

Ⅰはエセ超能力&洗脳の新興宗教。Ⅱはアフリカの呪術もの。ⅠよりはⅡの方が面白かったかな。自分には、んんん?とモヤる展開が多く、惰性で読んでいる節がある…

Posted byブクログ