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男の行動学 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/07/17

野田知佑さんの本で著者が紹介されており、気になったので購読。 1985年の『父と息子の教科書』をもとに『動物と暮らす』と分けられて文庫版として編集されたものです。 まさに時代を感じる「男」とは「父親」とはといった考えを体言している本で、今の時代とは逆行している感じに思われますが実...

野田知佑さんの本で著者が紹介されており、気になったので購読。 1985年の『父と息子の教科書』をもとに『動物と暮らす』と分けられて文庫版として編集されたものです。 まさに時代を感じる「男」とは「父親」とはといった考えを体言している本で、今の時代とは逆行している感じに思われますが実はすごく大切な考えが書かれていると思います。 特に冒頭の"男の子が一人前の男になるためには、母親の保護本能を乗り越えなければならないのである。"という文章に感心致しました。 サバイバルの項でも、色々なサバイバル術が載っておりますが最初と最後に"生きる執念を燃やし続けること。"が一番大切だと根性論を唱えてますが本当に大切だと思います。 カナダの農場で働き、ハンティングまで精通している著者は生活とアウトドアが直結しており、大変参考になりました。 アウトドア=登山だけではなく、野外活動も暮らしの一部として取り入れる考えに共感します。 それと1985年の時点で「川に入っては行けない」という考えが世間の認識であったことには驚きました。平成や令和だけの問題ではなかったのですね…

Posted byブクログ

2019/02/16

実家から発見されたので、読んでみました。 20年前の本で、「女親に男の子を育てることは難しい。」という、昨今のジェンダー感からすると衝撃的な?フレーズから始まります。著者は、子育てについて、目で見ること、手で触れること、体験を通してでしか学べないものがあるという考えに立ち、ロープ...

実家から発見されたので、読んでみました。 20年前の本で、「女親に男の子を育てることは難しい。」という、昨今のジェンダー感からすると衝撃的な?フレーズから始まります。著者は、子育てについて、目で見ること、手で触れること、体験を通してでしか学べないものがあるという考えに立ち、ロープの結び方やナイフの扱い方など、危険だと遠ざけがちなことを、きちんと実践できるようなテクニックが書いてあります。割れた氷からの脱出方法や、有刺鉄線のくぐり方まで書いてありました。著者はおしゃれアウトドアを嫌っているような雰囲気があり、あとがきの執筆者も同様で、辛辣な言い回しがありました(笑)。賛否両論ありそうですが私は最高だなーと思いました。今は絶版です。

Posted byブクログ

2015/10/20

非常に実用的内容だが、広範囲すぎて興味のあるものが少なかった。1泊程度のキャンプでは必要のない本格的テクニックが多い。

Posted byブクログ