同級生 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2012/08/26

女子高生の事故死、学園内で教師の謎の死、その容疑をかけられている主人公西原。事故死した女子高生由希子のお腹には西原の子供が宿っていた…学園ミステリー。主人公の西原君、高校生なのに勘もいいし、ものすごく推理力ありすぎですわぁ～その後、どんな大人になったんだろう?もしかしたら、刑事になっているのかなぁ…と、読了後も、いろいろ想像出来て楽しめた。あとがきに一番共感してしまった1冊。

2012/06/30

今月の17冊目。今年の90冊目。ペース上げたら年200冊いけるか？

学園青春ミステリ。やっぱりミステリって終わりがあんまり救われない感じが多いような気がする。東野さんの書いたものもわりかし、グッドエンドではないような気がするが、これグッドエンドだったような気がする。毎回バッドエンドばっか読んでてもねー・・・。

これを読んでて、確かに学校ってなんか嫌な場所になる時は、嫌な場所になるよなーって思った。ここに出てくる先生にはほんと共感できませんでした。ただ一方で先生たちに対して同情の意味で、しょうがないよなーって思いもありますね。難しいですよね。言ってみれば先生たちも被害者なような気がします。うーん、ほんと難しい。

2012/06/28

最後の方までからくりが分からないストーリー構成は好きだけど、

主人公の会話だったり独白がなんかわざとらしい。
高校生っぽくないっていうか。

やたら鼻について駄目だったな。

2012/06/14

ミステリーの後味は大抵悪いのですが、私は結構スッキリ読み終わったかな。最後の西原くんの言葉で。青春特有の葛藤が描かれた感じ。結構一気に読み終わりました。

2012/06/10

デビュー作『放課後』に続く学園推理の第二弾。『放課後』の方が断然面白かった。野球部主将西原が妊娠させた同級生、宮前由希子が車に撥ねられて死亡。教室で生活指導の女教師、御崎藤江の死亡。元彼女の水村緋絽子の事故が同一犯人かと思わせておいて、実は犯人がいない結末。

2012/06/06

御崎せんせのテープのくだりが怖かったな。
でも、それ以外は、
みんなの心情が粗いというか、
追いついていないという印象でした。
ミステリーのための人物というかんじで。

人物と心情があってこそのミステリーだと思うので、
そのへんはすこし残念。

2012/05/16

とにかくやたら甘酸っぱかった。
先生に対する反発とか
好きじゃないけど理性に負けてセックスしてしまう心境と
それに対する罪悪感とか。
そんな青春満載なのと殺人が絡んでる設定さすがです。
一気に読んでしまうよ毎度。

2012/05/10

誰が犯人だとしても後味よくないだろうなと思って読み進めてたら
まったくその通りだった。

こんな高校生もこんな教師も嫌だ。

2012/05/02

主人公の西原壮一の周囲で死が続く。
高校では西原壮一が容疑者と噂され、独自に真の犯人を捜しはじめる。
謎の鍵は、西原壮一本人が誰にも語らなかった真実に隠れている。

話しの展開が気になり、読み切ってしまった。面白いという印象がある一方、心に残るものがなかった。もう少し何かが欲しいと思った。

2012/04/22

東野圭吾作品の学園ものは珍しい。デビュー作くらいか。
ひとりの生徒の死をきっかけに、学内で教師一名が亡くなり、生徒一名が死にかける。これは自殺か他殺か。
信頼、ってなんだろうか。それを裏切られたときの人の心情がありありと描かれている。