歌謡曲の構造 の商品レビュー
日本人の根底にあるのは二六抜きの音階。東欧もそうだというのが面白い。 そして、そういうものが自然と売れるのだ、という現象も。 狙って売られたというよりは、売れるからそういうものが出てきた、という風。血は争えないというか。 噛み砕いた、分かりやすい内容の講演を集めた1冊。 これを...
日本人の根底にあるのは二六抜きの音階。東欧もそうだというのが面白い。 そして、そういうものが自然と売れるのだ、という現象も。 狙って売られたというよりは、売れるからそういうものが出てきた、という風。血は争えないというか。 噛み砕いた、分かりやすい内容の講演を集めた1冊。 これを予備知識として足がかりにすれば、次の1冊にも進めそう。
Posted by
小泉文夫さんの本はこれで3冊目。わたしが手に取ったのは初版の「冬樹社」版(1984年5月発刊)です。だんだんと話の内容が分かるようになってきました。特に音階の話。 歌謡曲をいろんな音階の特徴で分けた上で,当時のヒット曲がどのような音階であたのかを分類しています。巻末にはそれら...
小泉文夫さんの本はこれで3冊目。わたしが手に取ったのは初版の「冬樹社」版(1984年5月発刊)です。だんだんと話の内容が分かるようになってきました。特に音階の話。 歌謡曲をいろんな音階の特徴で分けた上で,当時のヒット曲がどのような音階であたのかを分類しています。巻末にはそれらを一覧表に整理してくれていて,あとで自分でそれらの曲を聞いてみたりして自分の感覚を確かめるためにもいいのではないでしょうか。 わたしは繁下和雄という方が書かれた「解説」に感謝しました。小泉さん本人の文章は,わかりにくいんですよ。それをちゃんとまとめてくれています。ただ,このページだけ読んでもたぶん難しいのでしょうね。小泉さんの本文を…半わかりであっても…読んできたからこそ,最後の解説が生きてくるんだろうと思います。 小泉さんが,この本の出版を見ずになくなった(1983年8月逝去)のにビックリです。
Posted by
巻末にヒット曲を音階で分類した表が掲載されていて、思わず購入。 当時(1970年代)のヒット曲がわらべ歌と同じ旋律(二六抜き短音階)でできているという興味深い内容。演歌の大部分を占める四七抜き音階は江戸時代の都節と同じ音から成るというのもおもしろい。 ただ、シンポジウムの講演...
巻末にヒット曲を音階で分類した表が掲載されていて、思わず購入。 当時(1970年代)のヒット曲がわらべ歌と同じ旋律(二六抜き短音階)でできているという興味深い内容。演歌の大部分を占める四七抜き音階は江戸時代の都節と同じ音から成るというのもおもしろい。 ただ、シンポジウムの講演や雑誌記事などをより集めたものなので構成が整っておらず、重複も多く、読みにかったというのが正直な感想だ。
Posted by
- 1
