表現の自由を脅すもの の商品レビュー
何度目か読んでる。前に読んだときはちょっとあれに見えたけど、今読むとえらい。出版社は新装版で出しなおしてほしい。ただし学生様は英語版も用意して、英語と日本語の対応を確認しておくこと。(誤訳とかではない)
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本著では、プラトンに関する批評とか、HLメンケンの引用などをやってゐて、その辺も面白い。 「あるラビ(律法学者)が、自分のいるコミュニティと意見を異にしないようでは彼はラビとは言えないし、ラビが、自分と意見を異にするコミュニティを恐れるようでは彼は男ではない」 といふイズラエル...
本著では、プラトンに関する批評とか、HLメンケンの引用などをやってゐて、その辺も面白い。 「あるラビ(律法学者)が、自分のいるコミュニティと意見を異にしないようでは彼はラビとは言えないし、ラビが、自分と意見を異にするコミュニティを恐れるようでは彼は男ではない」 といふイズラエル・ザランダー師ののたまはくは、深い。
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これほど刺激的な本に出会ったのは初めて。 表現の自由を尊重する態度というのは、自分自身が表現によって傷つけられることを受け入れることなのだ、という事実に慄然とさせられた。 映画でも小説でもなんでもいい。 表現というものに興味がある人ならすべからく手に取るべき必読の書だ。
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