受け月 の商品レビュー
本短編集は様々な家族…
本短編集は様々な家族の情愛や人間の生き方を描いておりますが、それぞれのドラマの中に野球が登場してくる。子供が野球をしていたり、昔、野球選手であったり、野球を見に行った思い出であったり、それぞれ趣向を凝らして描いております。最初に登場してくる「夕空晴れて」から心奪われる。夫を早く亡...
本短編集は様々な家族の情愛や人間の生き方を描いておりますが、それぞれのドラマの中に野球が登場してくる。子供が野球をしていたり、昔、野球選手であったり、野球を見に行った思い出であったり、それぞれ趣向を凝らして描いております。最初に登場してくる「夕空晴れて」から心奪われる。夫を早く亡くし息子と二人で必死に生きる主人公。息子の野球を通して人生の喜びとは何か考えさせられる。「自分のためだけの野球をするな」という言葉が重々しく残り続ける。
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すべての話に野球が出…
すべての話に野球が出てくる短編集。ほど良い感動が心地よい作品集です。
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すべての話に野球が出…
すべての話に野球が出てくる短編集。ほど良い感動が心地よい作品集です。
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何はともあれまずはRIP。 久方ぶりに手に取りましたが、ちょっと上手すぎるかもしれないなぁ。 才があるのは間違いなく、短編として軽く読めるけれども余韻がしっかりと味わえる。なかなかこういうことをやってのける作家はおりませんし、やっぱり惜しい作家がこの世を去ったんだということです。
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古い作品なので、登場人物の行動やから考えが昭和っぽいところがあるのだが、人情に熱い人が多いなと思った。
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伊集院静さんのご冥福をお祈りいたします。 野球にまつわる短編集で、野球に青春時代を捧げた方は響くものがあるのかも知れませんが、個人的には響くものが無く、全体的に緩急のない内容であまり満足できませんでした。
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最初の短編が刺さったかな。あとのはとくに印象に残るのはなかったかも。あ、最後のやつは心にささくれが残る小気味良い?痛さが残ってよかった。野球をテーマにした作品ってのを自分はそんなに読んだことなかったけど、これはこれでよかった。作品の向き合い方的にね。ちなみに野球小説で早見和馬の6...
最初の短編が刺さったかな。あとのはとくに印象に残るのはなかったかも。あ、最後のやつは心にささくれが残る小気味良い?痛さが残ってよかった。野球をテーマにした作品ってのを自分はそんなに読んだことなかったけど、これはこれでよかった。作品の向き合い方的にね。ちなみに野球小説で早見和馬の6シックスって作品あるんだけど、あれはゴミ。作者が野球知ってないし、向き合い方が真摯じゃない。
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一編一編、味わい深い。いまという時代にはそれはドメスティックヴァイオレンスではないかと思う箇所もあったけど、全体で見ればすごく優れた短編集だった。
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7/5は江戸切子の日 直木賞受賞作、伊集院静さん『受け月』。 「切子皿」をはじめ、人生の機微を描いた連作短編集を。
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