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過ぎる十七の春 の商品レビュー

3.8

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

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  3. 3つ

    21

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2011/07/05

ある一族にかけられた呪いの話。 従兄弟の家は田舎の山の中に花が咲いて、いつでも落ち着く空間だった。 今年の春休みも従兄弟と叔母が快く迎えてくれた。 しかし、調子の悪そうな隆がある日叔母に不穏な態度を取った。 それを皮切りに様子がおかしくなり、そして叔母が自殺。 叔母も母も隆や直樹...

ある一族にかけられた呪いの話。 従兄弟の家は田舎の山の中に花が咲いて、いつでも落ち着く空間だった。 今年の春休みも従兄弟と叔母が快く迎えてくれた。 しかし、調子の悪そうな隆がある日叔母に不穏な態度を取った。 それを皮切りに様子がおかしくなり、そして叔母が自殺。 叔母も母も隆や直樹が17歳になることをひどく怯えていたようで・・・。 そう恐くもないけどホラー。 そこそこ面白い。

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2011/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小野不由美さんですから まあ、そこそこ読めました。 ただ、落とし所はいまいち 「文字読めるんですか....」

Posted byブクログ

2010/12/05

自分の血筋に掛けられた呪い。呪いの正体とは? どちらにしても母の愛は深いなぁと。 ホラーとしては面白かったと思いますが、何だかしっくりこないと事がちらほら。。。しかし、あっという間に入り込めて途中で辞められない本です。

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2010/07/27

今までタイトルで敬遠していた自分を怒りたい。すっごく面白かった!というより怖かった。ぞくぞくする怖さ。夜に読むの禁止。やはり小野女史最高!!

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2010/05/13

ホラーだけどミステリに近いものがあります。 作者の秀逸な情景描写と波津彬子氏のイラストが綺麗で 素晴らしいです。

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2010/02/08

突然の隆の豹変には「何で?」となりましたが、続く直樹の豹変で「そう言うことだったのか!」と、やっと理解出来ました。三代の描写が良いアクセントになっていますね。猫と暮らしている私自身は信じていないけれど、猫には人間に見えないものが見えるとよく言いますし。 美しく哀しい母子の物語で...

突然の隆の豹変には「何で?」となりましたが、続く直樹の豹変で「そう言うことだったのか!」と、やっと理解出来ました。三代の描写が良いアクセントになっていますね。猫と暮らしている私自身は信じていないけれど、猫には人間に見えないものが見えるとよく言いますし。 美しく哀しい母子の物語でした。子を思う母親の、とても強い気持ちが伝わって来ます。そして、その強い気持ち故に起こった現象が怖くてたまりませんでした。でも、私もいつか母親になったら、また違う感想が生まれるのかも知れません。

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2009/10/04

日本の怪談のような、雰囲気のあるホラー。 漫画家の波津彬子さんのイラストも嬉しい。 この漫画家さん好きなんですけど、雰囲気ぴったり 桃源郷のような里におこる、人の情の深さと哀しさによる怪異。 怖いというより物悲しさを感じます。 主人公の二人の少年の性格の違いが、うまく...

日本の怪談のような、雰囲気のあるホラー。 漫画家の波津彬子さんのイラストも嬉しい。 この漫画家さん好きなんですけど、雰囲気ぴったり 桃源郷のような里におこる、人の情の深さと哀しさによる怪異。 怖いというより物悲しさを感じます。 主人公の二人の少年の性格の違いが、うまく役立って、ラストの戦いにも生かされているようです。 描写も美しい。 小野さんらしさを感じる作品でした。

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2009/10/04

[48]「十二国記」の小野不由美さんの作だが ホラーがかった怖い話。 呑気な出出しから始まり呪われた17の誕生日の怖い事件に突入していく時の残念さ みんなが可哀そうだが、つくづく・・・ 日々追われている生活以前の戦いを見ていると本当に大事なものって・・・と考えてしまう。

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2009/10/04

小野不由美連続で読みすぎて辛くなってきました。。。。 が、この本は本来?(あたしが知ってる)の小野さんの文章でした。 あと5冊借りてるからがんばるぞ。

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2009/10/04

ホラーかファンタジーか分からないままに読み進めていたら微妙な感じでした。 中盤より後はホラー寄り?でもこの人のホラーはもっと半端ないからな……。 草花が大量に出てきて画面がとても華やかでしたが、惜しむらくは受け手たる私に花の知識がないことですorz キレイなんだろうな、ということ...

ホラーかファンタジーか分からないままに読み進めていたら微妙な感じでした。 中盤より後はホラー寄り?でもこの人のホラーはもっと半端ないからな……。 草花が大量に出てきて画面がとても華やかでしたが、惜しむらくは受け手たる私に花の知識がないことですorz キレイなんだろうな、ということしか分からない。漢字から色とか質感とか具体的な想像が浮かんでこないとですよ。 他にも建物の様子とか人物の描写とか、文章の細かいところで分からない単語が多く、脳内で流れている映像がそこで一瞬不鮮明になってしまうのが悲しかったです。 知識がないとこんな時損すると思いますね。反省。 前半は割とほのぼのしているこの話ですが、隆の性格が変わってしまった辺りから暗雲が立ちこめてきます。 直樹があれだけ調べて分かってたのに催眠にかかってしまったときはうぎゃー!でした。 早く、早く目を覚ませぇええ!とつっこむ読者を無視して煮える薬缶。煽る母。もうダメかと思ったけど解決して本当に良かったです(T▽T) あの辺の緊張感の出し方はさすが小野さん。 隆母(育ての方)の愛情には胸打たれます。取り替えて自分を殺して手紙を届けて死んでまで護るなんて!(ノД`)すごいよ。 しかし育った後の直樹と隆を見るに、人間の性格って産まれ持った資質よりも環境に作用されるんだなと思いますね(笑) 母は強し、でした。

Posted byブクログ