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過ぎる十七の春 の商品レビュー

3.8

53件のお客様レビュー

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2013/10/31

文章はかっちり目な感じで、結構なボリュームがありました。 出てくる怨霊の不気味さ、その怨念の激しさは身震いするほど怖かったです。 直接的な攻撃に加え、精神攻撃もしてきます。 怨霊に心が囚われ、そこから必死に逃げ出す場面や怨霊との対決はすごかった!

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2013/04/24

もう何年前に読んだか、それでも未だに鮮明に覚えている。 ホラーだし死に方も綺麗ではなく凡そ中高生の女の子向けではないかもと思えるものだったが、文章の引き込みが凄まじく読み始めたら止まらなかった。大人になった今でも何度も読み返している。流石小野先生、といえる作品。

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2013/01/03

妻の友人の薦めで読んだ。初めての小野不由美作品だったが少女向けのライトノベルズらしくスラスラ読めた。ホラーらしく死に方がエグい。原本があって再編集された作品とのことで作者のあとがきがあり作者の思いや人柄が感じられて良かった。

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2012/09/09

じわじわ来る恐怖…小野主上の力が存分に発揮されている気がしました。 にしても、情景描写が美しすぎます、主上! 前半は美しい風景の描写にうっとり、中盤からどんどん心臓の痛いような怖さがきます。 人間と幽霊の両方の怖さがあって好きです。

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2012/09/05

 偶然古本屋で105円だったので諸手をあげて救出してきた!  野草の家の描き方が素敵。これは古民家の匂いを知らないと怖がれないだろうな。女の怨念にとらわれておかしくなってゆくのが、船が少しずつ傾いていくように不穏だった。そこまで怖くはないけど、人死にも出るので後味に苦いものが残る...

 偶然古本屋で105円だったので諸手をあげて救出してきた!  野草の家の描き方が素敵。これは古民家の匂いを知らないと怖がれないだろうな。女の怨念にとらわれておかしくなってゆくのが、船が少しずつ傾いていくように不穏だった。そこまで怖くはないけど、人死にも出るので後味に苦いものが残る辺りが怪談ぽい。  波津先生との交流はもうこんな古い時代からだったのか……

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2012/06/18

年度末に読破。ティーンズ小説のためか、ひたひたしたまとわりつくような恐怖感はなく設定もやや因縁不足で拍子抜け。

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2012/05/21

小野作品なのに読みそびれていたもので、思い立って図書館の蔵書を検索してみたら、閉架に所蔵されていた。らっきい♪ あとがきによると、元々は随分前の作品で、リライトして講談社X文庫に収めたとのこと。 んで、ワクワクしながら読んでみて…… ……こ、怖い(・Д・;))))ガクブル ...

小野作品なのに読みそびれていたもので、思い立って図書館の蔵書を検索してみたら、閉架に所蔵されていた。らっきい♪ あとがきによると、元々は随分前の作品で、リライトして講談社X文庫に収めたとのこと。 んで、ワクワクしながら読んでみて…… ……こ、怖い(・Д・;))))ガクブル X文庫だから所詮少女小説系ラノベでしょー、と舐めてかかってはいけません。 美少年2人が花を背負っているうつくしひ乙女な表紙だからといって、小野さんがホラー度を加減しているんじゃとか油断してはいけません。 ゴーストハントシリーズより怖いんじゃ……;; かなり本格的に怖いので、それなりの心づもりをしてから読みましょうw

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2012/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんとなく「心霊探偵八雲」を彷彿させられるような ホラーでした。 草花、自然描写がすごく素敵でした。

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2012/02/16

久々に読んだ、大好きな小野不由美さんの本。 たまたま古本屋で手に取ったら、挿絵が、超大好きな波津彬子さん!! これは読まねば。 なんて、情景描写が素敵なんでしょう。 そして、なんて波津さんの世界観とぴったりなんでしょう。 大満足でした。 ・・・って、ホラーですけどね、内容(笑...

久々に読んだ、大好きな小野不由美さんの本。 たまたま古本屋で手に取ったら、挿絵が、超大好きな波津彬子さん!! これは読まねば。 なんて、情景描写が素敵なんでしょう。 そして、なんて波津さんの世界観とぴったりなんでしょう。 大満足でした。 ・・・って、ホラーですけどね、内容(笑) かなーり、恐いです。まとわりつく恐怖感、ですかね。ゾゾゾ。

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2013/08/06

(1999.08.05読了)(1999.07.12購入) (「BOOK」データベースより)amazon 三月。直樹と典子兄妹は、従兄弟の隆の家を訪れた。ここは、木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。まさに桃源郷だ。しかし、久方ぶりに会う隆の目は昏かった。そして、心やさし...

(1999.08.05読了)(1999.07.12購入) (「BOOK」データベースより)amazon 三月。直樹と典子兄妹は、従兄弟の隆の家を訪れた。ここは、木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。まさに桃源郷だ。しかし、久方ぶりに会う隆の目は昏かった。そして、心やさしい隆が母親に冷酷な態度をとるのは何故。母子に、いったい何が。「あの女が、迎えにくる…」隆は、幼い日の冷たい雨の夜を思い出し、直樹には、あの記憶が甦る。十七歳―少年たちを繋ぐ運命の春が来た。 ☆関連図書(既読) 「悪夢の棲む家(上)」小野不由美著、講談社X文庫、1994.03.20 「悪夢の棲む家(下)」小野不由美著、講談社X文庫、1994.04.20

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