1,800円以上の注文で送料無料

天使の耳 の商品レビュー

3.5

316件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    140

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2009/10/04

読始:2009,6,23 読了:2009,6,24 「交通警察の夜」改題して文庫では「天使の耳」となった。 短編集でタイトルはそのうちのひとつからとっている ・天使の耳 ・分離帯 ・危険な若葉 ・通りゃんせ ・捨てないで ・鏡の中で の全6作品収録 今...

読始:2009,6,23 読了:2009,6,24 「交通警察の夜」改題して文庫では「天使の耳」となった。 短編集でタイトルはそのうちのひとつからとっている ・天使の耳 ・分離帯 ・危険な若葉 ・通りゃんせ ・捨てないで ・鏡の中で の全6作品収録 今作で扱われるのは交通事故。しかも特殊な状況というわけではなく、話しながら運転中に信号の見落とし、急いでいて横断歩道以外の場所を渡る、車内からゴミを捨てる、路上駐車…などなど誰しもがやりがちなことを題材にしている 最初の4つは被害者の恨みの恐ろしさをものがたる 事件が日常ありふれたものだけに警察もとりあってくれない 犯人もなんの責任も問われることなく野放し …この理不尽な現実にどうするか 表題作は最後の最後まで気が抜けないし、短編ならではのよさというか終わりでの展開がよかった 裏表紙から抜粋すると 「深夜の交差点で交通事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か!?死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官が経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー」 短編集で気軽に読めるので是非

Posted byブクログ

2009/10/04

東野 圭吾の初期作品て、何を読んでて何を読んでないのかだんだんあやふやに… 弟が持っていたのを借りて読んでみたら未読でした。交通課が扱う交通事故事件を扱ったミステリの短編集。 さすが東野 圭吾、って感じで理知的にひねられた設定、オチが面白かった。でも、若葉マークの人の話だけはね…...

東野 圭吾の初期作品て、何を読んでて何を読んでないのかだんだんあやふやに… 弟が持っていたのを借りて読んでみたら未読でした。交通課が扱う交通事故事件を扱ったミステリの短編集。 さすが東野 圭吾、って感じで理知的にひねられた設定、オチが面白かった。でも、若葉マークの人の話だけはね…いやそれあんたも絶対後から捕まるから(捜査妨害??)って思っちゃった。 初期の頃のほうがやや文章がさっぱりしているかな?

Posted byブクログ

2009/12/20

日常起こりうる交通事故をテーマとした6つのミステリー短編集。 交差点の衝突事故、当て逃げ、路上駐車、ポイ捨て… どの話もゾッとする怖さがあります。 中でも印象に残ったのは「天使の耳」「通りゃんせ」「捨てないで」かな? 読みやすい短編集でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

交通事故系の短編集。 印象に残ったのは「天使の耳」、「捨てないで」。 ゴミのポイ捨てはダメ。

Posted byブクログ

2011/09/17

交通事故にまつわるミステリー短編集。誰でも被害者にも加害者にも簡単になりうる可能性を目の前に見せられたようで、キチンと交通ルールを守らなければ…と認識させられたかな(笑)特に「違法駐車」や意図せぬ「進路妨害」は何気なくやってしまった行為が悲惨な結末になると見せられて改めてゾッとし...

交通事故にまつわるミステリー短編集。誰でも被害者にも加害者にも簡単になりうる可能性を目の前に見せられたようで、キチンと交通ルールを守らなければ…と認識させられたかな(笑)特に「違法駐車」や意図せぬ「進路妨害」は何気なくやってしまった行為が悲惨な結末になると見せられて改めてゾッとした。やっぱり東野作品はどれも面白い。流石だなあ。

Posted byブクログ

2009/10/07

短編ミステリー集。 交通事故を起点とする短編物。 いちいちおもろい。とても途中で止められません。

Posted byブクログ

2009/10/04

「交通事故」をキーワードに繰り広げられるサスペンス。 故意じゃなくても、またひき逃げでも、犯人の罪を認識させるために(路上駐車とか)復讐したり、めぐり巡って復讐になったり。。。 東野圭吾さんってすごーーーっておもった作品。 どれも取っ掛かりやすいし、読みやすい。 楽しかったです、...

「交通事故」をキーワードに繰り広げられるサスペンス。 故意じゃなくても、またひき逃げでも、犯人の罪を認識させるために(路上駐車とか)復讐したり、めぐり巡って復讐になったり。。。 東野圭吾さんってすごーーーっておもった作品。 どれも取っ掛かりやすいし、読みやすい。 楽しかったです、純粋に。

Posted byブクログ

2011/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書は『交通警察の夜』を改題した作品だそうだ。交通事故にまつわる短編ミステリが6編。 1話目の表題作となった「天使の耳」が中でも一番印象に残った。 最後に真相をひっくり返してみせたが、その落とし所に戦慄を覚えた。本書のタイトルを「天使の耳」にした理由がよくわかる、まさに秀作だ。 その他の作品も、交通事故被害者の心情をうまく反映した作品だと思った。 復讐といえるような話もあった。 過剰な仕返しは犯罪行為であり許されることではないが、被害者はそれくらい辛い思いを抱いたのだとつぶさに伝えてきた。 この頃の東野さんがいろいろなジャンルに挑戦していたことをあらためて知る1冊だった。すばらしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

交通事故をテーマにした6つの連作。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した物語。読み進める最後にハッとする結末があります。

Posted byブクログ

2009/10/04

2001.5.31 18刷 533 深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か!?死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす...

2001.5.31 18刷 533 深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か!?死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。(『交通警察の夜』改題) 天使の耳・分離帯・危険な若葉・通りゃんせ・捨てないで・鏡の中で

Posted byブクログ