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アメリカ海兵隊 の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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タイトルはミリタリー…

タイトルはミリタリーマニア垂涎の書である。しかし、内容はアメリカ海兵隊を媒体とした組織論。著者の綿密な調査に裏打ちされた組織改革論は、大きな説得力を持つ。余談であるが、日本は過去海兵隊と戦ったが、日本兵が海兵に畏怖されていたことが、誇らしい。

文庫OFF

2024/01/11

海兵隊の名前は知っていても、その存在の歴史、経緯、立ち位置などは全く知らなかったが、本書により多くのことを知ることができた。著者の名に惹かれて本書を手にしたが、高いパフォーマンスを生み出す組織のカラクリとしても大変読み応えがある内容であった。

Posted byブクログ

2020/08/18

組織論として秀逸なんだろうとは思います。 でもこれって軍隊の話ですよね?自己革新とか言われても正直困ってしまう当方は、歳を食っても青いということでしょうか。 人間の業の一断面として、真剣に、かつ懐疑的に本書を読むことが肝要かと。間違いなく重要な話であることは間違いないけれども、不...

組織論として秀逸なんだろうとは思います。 でもこれって軍隊の話ですよね?自己革新とか言われても正直困ってしまう当方は、歳を食っても青いということでしょうか。 人間の業の一断面として、真剣に、かつ懐疑的に本書を読むことが肝要かと。間違いなく重要な話であることは間違いないけれども、不用意に飛びつくものではないなと思います。偶然8月15日前後に読んでいた者としての素朴な感想です。

Posted byブクログ

2018/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の30頁より前はすべて前振りという過酷な内容でありましたが、組織のあり方を考えるにはとても参考になります。 イノベーションの源泉は、機械的な形式知にあるのではなく、人間的な暗黙知にあるのである。両者の相互作用から、知が組織的に生み出されていくのである。 この部分は納得。 共体験は相手の思考プロセスまで暗黙的に分かるので、戦闘行動に不可欠のチームワークの知を涵養するという。 この部分は不納得だが、相互信頼を前提としているのであろう。 ただ、ベースには存在理由への問いかけ(理念)と生存領域の進化(戦略)が必要であり、キーワードはやはり集中であることを再確認できた。

Posted byブクログ

2018/02/01

全体で目的を共有し、常に自己変革を続けるアメリカ海兵隊のお話。 いつ消滅するか分からないという危機感をバネにして存在意義を問い続けてきた結果、流動的やけどブレない組織が築けたんやなあ、と。個人の生き方や企業論にも応用できる興味深い内容でした。

Posted byブクログ

2023/11/05

組織の存在意義、革新、機能を問う。 細部に宿る本質の探究がすごい。 ・陸海空軍との一線を画する存在、仕組み ◯組織が過剰適応に陥らず絶えず革新への挑戦を行なっていくためには、組織が基本的なものの見方、認知枠組み、思考前提を日常的に創り変えるプロセスを制度化していることが重要。...

組織の存在意義、革新、機能を問う。 細部に宿る本質の探究がすごい。 ・陸海空軍との一線を画する存在、仕組み ◯組織が過剰適応に陥らず絶えず革新への挑戦を行なっていくためには、組織が基本的なものの見方、認知枠組み、思考前提を日常的に創り変えるプロセスを制度化していることが重要。 ◯海兵隊司令官が推薦図書を公表し、隊員全員に議論のきっかけを提供する伝統 ◯海兵隊将校向け月刊誌で自由投稿の紙面を中心に構成、毎号10前後の論文が、軍事理論、戦略、戦術、戦闘技能などを論じながら、海兵隊のあり方をさまざまな視点から絶えず見直している。 1.「存在理由」への問いかけと生存領域の進化 環境、使命、技術、組織からドメインを見出す。時間軸の変遷。 2.独自能力-「有機的集中」を可能にする機能配置 ミッションないしコンセプトを具現化する能力 組織の持っている資源(ヒト、モノ、カネ、知識、情報)を機能として、この資源配分のデザイン 3.「分化」と「統合」の極大化の組織 論理的に不可能な同時達成について、時と場所によって、組織のリーダーが力関係の強い方を選び推進する。 4.中核技能の学習と共有 例 ブーツ・キャンプ 5.人間=機械系によるインテリジェンス・システム 敵、競合の情報 6.存在価値の体化 全人的コミットメントを引き出すもの ◯不易流行 ・変わらないもの(不易)と変わるもの(流行)は、それぞれが単に独立してあるのではなく、両者は相互に作用し合う。 ・普遍の存在価値を堅持しつつ機能的価値を革新し続ける。

Posted byブクログ

2016/11/30

組織の生き残りのために的確に状況を認識し、変えていくというのは、いろんなものに当てはまると思う。 先輩に薦められて読んだけど、いい本だった。

Posted byブクログ

2016/06/12

石黒経済産業審議官(当時)から勧められた本。アメリカ海兵隊の成り立ちや、レゾンデートルを問われ続けたが故に、水陸両用作戦等の柔軟な戦術や実行力を兼ね備えた最強組織に進化することができたことなど興味深い。経済産業省の在り方を考える上でも非常に参考になる。

Posted byブクログ

2015/04/20

自ら「楽な仕事は陸海がやればいい」と歌い、地獄の黙示録で知られる苛烈なキャンプをくぐった選ばれしメンバーで構成されるアメリカ海兵隊を知る一冊。 セルフリニューイングオーガナイゼイションし自称する組織の中の個に、一番求められるのは「本物の矜持」ではないだろうか。

Posted byブクログ

2014/03/29

never mind how ; just get it done 映画 フルメタルジャケット 新兵 boots bootcamp DI drill instructor 海兵隊 新兵訓練 陸軍 ウエストポイント 海軍 アナポリス 空軍 コロラドスプリングス 海兵隊は士官学校...

never mind how ; just get it done 映画 フルメタルジャケット 新兵 boots bootcamp DI drill instructor 海兵隊 新兵訓練 陸軍 ウエストポイント 海軍 アナポリス 空軍 コロラドスプリングス 海兵隊は士官学校がない

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