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アメリカ海兵隊 の商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2013/10/20

http://www.chuko.co.jp/shinsho/1995/11/101272.html

Posted byブクログ

2013/04/09

旧日本軍は思考のシステムにおいて、米軍に勝ることができなかった。 組織の存在価値を常に問い続けることが、私たちにできるのだろうか。 コア・スキルの共有という概念を初めて知る。

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2013/03/17

非営利組織でありながら、革命的な自己革新を起こし続ける、米国海兵隊をまとめた本。海兵隊が出るので、相手役として日本軍も出てくる。日本軍側から米国海兵隊の水陸両用作戦を分析した堀栄造の『大本営参謀の情報戦記』も合わせて読むとさらに深い理解ができると思う。

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2013/01/03

失敗の本質の野中さんの本ということでアマゾンに薦められて購入。組織論自体は公共組織なので営利組織にはそのまま転用できないのかもしれないと思ったが、勉強になる。こんどはSEALの本を読んで比較してみたい。

Posted byブクログ

2012/11/29

どうしても旧日本軍との戦いが登場し、海兵隊=正、旧日本軍=悪(敵)という図式が見え隠れし、非常に読むのが辛い。全然ページが進まない。

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2012/12/10

「蒙がを開かれる」とはこのことだ。道に迷っている場合ではない。本書は著者の代表作『失敗の本質』と対で読まれなければならない。日本軍の「失敗の本質」はマニュアル君がそこかしこに跋扈したせい。一方、海兵隊が時代の荒波に揉まれながらも前線に立ち続ける理由は「無頼漢」気風を持ち続けている...

「蒙がを開かれる」とはこのことだ。道に迷っている場合ではない。本書は著者の代表作『失敗の本質』と対で読まれなければならない。日本軍の「失敗の本質」はマニュアル君がそこかしこに跋扈したせい。一方、海兵隊が時代の荒波に揉まれながらも前線に立ち続ける理由は「無頼漢」気風を持ち続けているからだ。両者の大きなちがいは「官僚化するか否か」である。官僚機構は平時に発達する。日本軍は誕生も遅く「日清日露」以来、存亡の危機に立たされることがなかったので、形式主義や前例主義に頼ることになり、臨機応変に対処する考えを失ってしまった。かたや海兵隊はつねに「そもそも必要なのか」と疑義を挟まれ続ける組織だったために、存在意識を先鋭化させざるをえなかった。「生存の危機」こそが発明の母。『ピーターの法則』で言及される「無能状態に陥らないためには過剰適応しないことだ」というテーゼをそのまま地でいっている。そして、忘れてはならないのは、システム上の問題だけでなく気概の面でも、日本軍は海兵隊に太平洋で完敗していた点だ。タラワや硫黄島での日本軍を忘れてはならないが、海兵隊は勝つことに執着しており、あらゆる方法を駆使することを厭わなかった。やっぱり前のめりでいかないと。うまく思いをかたちにできないので再読します。

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2012/10/09

海兵隊の歴史と変遷が判る。米国民に組織の存在理由を如何に納得して貰ふかを組織論として展開する。 17年前の著作であるが、オスプレイ開発の話も登場し古さを感じない。 海兵隊入隊者は必づライフル射撃訓練をさせられる。ライフルマンが飛行機、ヘリ、戦車、LVTを動かす。 「友軍を見殺しに...

海兵隊の歴史と変遷が判る。米国民に組織の存在理由を如何に納得して貰ふかを組織論として展開する。 17年前の著作であるが、オスプレイ開発の話も登場し古さを感じない。 海兵隊入隊者は必づライフル射撃訓練をさせられる。ライフルマンが飛行機、ヘリ、戦車、LVTを動かす。 「友軍を見殺しにしない。死傷者を戦場に置き去りにしない。」 軍事組織に縁遠い日本人にとって大変勉強になる本だ。

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2012/09/06

意思決定関連の本として借りたのですが、借りようとしてたのは別の本だったっぽい。 日本軍のやられっぷりの描写がけっこう生々しいです。これはこれで興味深く読めました。

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2012/07/04

アメリカ海兵隊のことを書くということは、第二次大戦の日本軍のことを書くということで、途中で読むのが辛くなり断念しました。

Posted byブクログ

2012/05/22

つねに不要論が存在することは、自己革新的であるための重要なポイントなのかもしれない(商社も似たようなものである)。また、海兵隊が自己革新的でいられたのは、「平時には縮小される」という軍隊特有の絶対的な運命があるために、存続の危機をつねに体感していたことも大きいだろう。 そういう...

つねに不要論が存在することは、自己革新的であるための重要なポイントなのかもしれない(商社も似たようなものである)。また、海兵隊が自己革新的でいられたのは、「平時には縮小される」という軍隊特有の絶対的な運命があるために、存続の危機をつねに体感していたことも大きいだろう。 そういう意味で言えば、海兵隊が自己革新的であることができたのはひとえに政府という絶対的圧力団体が存在したからで、個人的には、この構図を株式会社に活かすことができるのかどうかに興味を持った。

Posted byブクログ