1,800円以上の注文で送料無料

七回死んだ男 の商品レビュー

4

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/03/29

文章の書き方が、教科書みたいだった。 たくさん、登場人物が出てくるから少し混乱した。同じような内容の本を前に読んだからあまり面白くなかった。でも、反復落とし穴を1度体験してみたいと思った。

Posted byブクログ

2021/08/18

スルスル読めました。ほぼ同じ空間で一冊まるまる構成されてるのに飽きがこなかったです。反復落とし穴のせいで登場人物が倍増したように感じた。登場人物みんなに親近感も湧いたかな。 あと主人公が「8年前のベストセラーを読むような人間ですよ」的な事言っててそれ私!私!ってなった。面白かった...

スルスル読めました。ほぼ同じ空間で一冊まるまる構成されてるのに飽きがこなかったです。反復落とし穴のせいで登場人物が倍増したように感じた。登場人物みんなに親近感も湧いたかな。 あと主人公が「8年前のベストセラーを読むような人間ですよ」的な事言っててそれ私!私!ってなった。面白かったです(╹◡╹)

Posted byブクログ

2021/05/12

キュータロー目線で進んでいくにも関わらず、タイトルが「7回死んだ男」。このタイトルでキュータローの性質も結果も分かってしまうところが秀悦さを感じて好き。事件が解決した後に付属のような謎の解明があったけど、読み返すと確かに伏線はあったから驚き。そこに何も思わなかった自分にも驚き。一...

キュータロー目線で進んでいくにも関わらず、タイトルが「7回死んだ男」。このタイトルでキュータローの性質も結果も分かってしまうところが秀悦さを感じて好き。事件が解決した後に付属のような謎の解明があったけど、読み返すと確かに伏線はあったから驚き。そこに何も思わなかった自分にも驚き。一貫してキュータロー目線だから他にもループしてる人がいるんじゃないかと疑っていたけど、そこは崩さずになおかつかた苦しくなく面白かった。それにしてもこの一族はどうしようもないな。

Posted byブクログ

2021/02/13

うまい…1995年発行の本だけどループものをしっかりとした設定でミステリにしてるのがすごい。死ぬのは主人公やなくて祖父なんやけど。 オチも意外と今までにない感じでよかった。最後のゴタゴタはまぁ…いらないかも笑

Posted byブクログ

2017/11/05

主人公の語り口調で進められる文体は、コミカルで楽しく読めました。本格ミステリとありましたが、どちらかというとミステリ要素の入ったコメディみたいな感じです。主人公の努力も空しく、違う伏兵が現れる際にはあまりの滑稽さに失笑してしまう程でした。

Posted byブクログ

2017/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

珍しく、からくりが早い段階でわかった。 一周目では起きなかったことが、 二周目で起きたという初めての出来事。 主人公が犯人かなと思ったけど、どうも違うらしい… となると、アレしか説明がつかなかった。 ただキュータローのもう一つの勘違いは さらっと読み進めてしまい全くわからなかった。 単純に酔いが回って寝すぎたのかと…(笑) 気になったのが、イヤリング。 文章を読むと、足を滑らせるくらい大きいもの? と想像してしまうけど、 そんなに大きかったら重くて耳からぶら下げられないよね。 1人ならともかく2人も命を奪うイヤリング。 そんな危ないもの、返さず捨てる。 私なら。

Posted byブクログ

2017/02/12

 作品解説(カバーより):幾度も繰り返される殺人。殺されるのはいつも渕上零治郎!? それは、現実の出来事!! だが、それを認識できるのは孫の久太郎だけ。時間の“反復落とし穴”に嵌まり込んだ久太郎が、祖父の命を救うべく孤軍奮闘するが……。奇想な時間の不条理を緻密な構成で第一級のミス...

 作品解説(カバーより):幾度も繰り返される殺人。殺されるのはいつも渕上零治郎!? それは、現実の出来事!! だが、それを認識できるのは孫の久太郎だけ。時間の“反復落とし穴”に嵌まり込んだ久太郎が、祖父の命を救うべく孤軍奮闘するが……。奇想な時間の不条理を緻密な構成で第一級のミステリに描き上げた、著者会心の一作!  誰もが一度は考えたであろう「もう一度あの頃に戻れれば…」をミステリに組み込んだのがこの作品。  ルール説明:特異体質の久太郎は、(自分の意思で操ることはできない)ふとしたきっかけで同じ日を9日間繰り返す「時間の反復落とし穴」に落ちてしまう。その9日の間、周囲の人間は基本的に同じことを繰り返すが、久太郎だけは好きなように動ける。そして、9週目の行動のみが本来的な「その日の出来事」に決定される。  と、ちょっとこれだけではわかりづらいかもしれませんが、作品内ではもっとわかりやすく、面白おかしくかかれているので大丈夫。

Posted byブクログ

2015/04/14

設定としては面白い。最後の種明かしも面白かったが、やはり本人が死んでしまっては反復されないのでは、という疑問が残る。

Posted byブクログ

2014/06/12

西澤保彦作品初読み。 反復が八回で都合九回同じことが繰り返されるのに七回死んだというタイトルの意味がラストになるまでわかりませんでした^_^; 反復作用を経験したことのない人に解説されてるし(笑)

Posted byブクログ

2013/03/24

これは各所から、絶賛されてるだけあってすばらいしい。謎や伏線がいたるところにはりめぐらされていて、読んでいてあれっと疑問に思ったところが最後に解説されじつに読んでいて気持ちいい

Posted byブクログ