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今日は死ぬのにもってこいの日 の商品レビュー

4.1

45件のお客様レビュー

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2023/11/13

アメリカ原住民の思想や生き方、死生観などを綴った詩集です。 人間も大自然の一部であるという考えのもと 大自然と寄り添い、どのように生き、どのように自然に還っていくか。 とても哲学的でもありますが、大切な言葉の数々が綴られています。 翻訳文のみならず、原文も掲載されているので それ...

アメリカ原住民の思想や生き方、死生観などを綴った詩集です。 人間も大自然の一部であるという考えのもと 大自然と寄り添い、どのように生き、どのように自然に還っていくか。 とても哲学的でもありますが、大切な言葉の数々が綴られています。 翻訳文のみならず、原文も掲載されているので それも興味深く読めました。

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2023/04/19

19歳の時、初めて読んだインディアンの本。インディアンの価値観に感銘を受けた一冊。いつもいつの時も「今日は死ぬのにもってこいの日だ」と思って生きる効力感が最高。先住民の文化が奪われ、継承されていかないことは人類として知恵を捨てるのと同じことだと思う僕にとって、地球にとっていい存在...

19歳の時、初めて読んだインディアンの本。インディアンの価値観に感銘を受けた一冊。いつもいつの時も「今日は死ぬのにもってこいの日だ」と思って生きる効力感が最高。先住民の文化が奪われ、継承されていかないことは人類として知恵を捨てるのと同じことだと思う僕にとって、地球にとっていい存在としていきたいと思う気持ちが強くなった本です。

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2022/02/19

人々の言葉に生き方や在り方が宿っている。心理的、精神分析的な人生や生き方の物悲しさや愛しさを語っているよう。

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2020/07/17

ネイティブアメリカンにとって本当に大切なことを、シンプルな言葉で綴った詩。 オオカミの遠吠えが聞こえるつもりで、火を囲んで酋長の言葉を聞いてるつもりで、毎夜ベッドで読んだ。

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2020/04/22

美しい詩集。自然との共生。自然とともに生きること、自然とともに死を迎えること。死生観。 原題は”Many Winters”。 訳者あとがきには 「冬」という言葉は万物凋落の季節、一年のしんがり、「死」を暗示するがこの本では違っている、と指摘。「冬」は「再生」、「甦り」を意味し、万...

美しい詩集。自然との共生。自然とともに生きること、自然とともに死を迎えること。死生観。 原題は”Many Winters”。 訳者あとがきには 「冬」という言葉は万物凋落の季節、一年のしんがり、「死」を暗示するがこの本では違っている、と指摘。「冬」は「再生」、「甦り」を意味し、万物は、一度死ぬことによって、生を取りもどす。この思想の背景に、歴史を直線的ではなく、「円環的」に見るタオス・プエブロ族の癖が隠されているとも。 仏の世界にも通じる死生観でもあるし、神道・八百万の神にも通じる自然崇拝でもあるような。でもこの本では堅苦しい表現は一切なく、暖かみのある詩が散りばめられている。

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2019/08/15

”表紙だけは見たことがあったけれど、手に取ることのなかった一冊。 大切な本読み仲間からのプレゼント。年末年始に心して読もう。 <読書メモ> <きっかけ>  Tanakaさんからの本まなプレゼント。 ”

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2019/07/27

母が亡くなった 今日の通夜の夜に 持って行って しみじみと 読み直した 哀しみは人を哲学者にする!

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2018/11/24

・この手は、わたしの自我の限界だ ・老年とは、雨が降らなくても 緑の丘がいかに豊かに見えたかを憶えていること それ以外の何ものでもないのだと ・自分が真に誰だかを知りなさい、と精霊が言った そこでわたしは、わたしは人間です、と言った ・年老いた女よ すべて良いものの中にはあなたが...

・この手は、わたしの自我の限界だ ・老年とは、雨が降らなくても 緑の丘がいかに豊かに見えたかを憶えていること それ以外の何ものでもないのだと ・自分が真に誰だかを知りなさい、と精霊が言った そこでわたしは、わたしは人間です、と言った ・年老いた女よ すべて良いものの中にはあなたがいる 今更なほど名著ですが今更読んだ やむにやまれぬ詩ですよ、詩

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2018/10/21

"インディアンの言葉を記した書、詩。 仏教や儒教に通じるところを感じた。 現代文明の価値観とは違う世界が広がる。 ふと立ち止まって、空をみる。 ふと立ち止まって、大地をみる。 ふと立ち止まって、我が身をみる。 そんな時に、読みたくなる一冊。"

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2018/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インディアンの思想、生活をインディアンの古老の語り口で詩にした詩集。神は自然に宿るという考え方は日本の八百万の神の思想に似ているなと思った。

Posted byブクログ