君について行こう の商品レビュー

向井万起男(著者)

2010/04/08

ばかばかしい話だが、これが女房と私の出会いだ。
そして、この時以来、どんなに周囲の人間が内藤千秋のことを大酒飲みで男勝りで剛毅な女と言っても、私は、まるで子供のような屈託のない明るい笑顔を見せながら笑ってばかりいる変な女としか思わないようになった。

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私は、
変な女は好きだ。

変態な女は
もっと好きだ。

2011/09/06

「謎の１セント硬貨」が良かったので読んでみた。いやあこれもおもしろかった。やっぱりそれなりの葛藤や行き違いがあった上での「チアキちゃん」「マキオちゃん」なんだな。あたりまえだけど。二人とも傑物だ。臨場感たっぷりの打ち上げまでの日々、アメリカという国やアメリカ人についても色々考えさせられる。

2011/07/19

今さらなんですが、万起男さんの「謎の１セント硬貨」が非常〜に面白かったのと、マイミクさんたちの強いお勧めにより、これはぜひ！　と手に取りました。で、やはり、実に面白かったです。千秋さんとの出会いから結婚まで、そして、実際に千秋さんが宇宙に旅立つ瞬間までを、きっちりと時間を追って書かれているので、お二人の考えていたことや訓練の内容など、よくわかりました。国を超えての別居結婚ということで、お二人とも自立した素敵な人たちなんだろうな、と思っていたのですが、意外に、マキオさんは古風な男性だった・・。　悪気はないながら、女性の可能性を無邪気に低くみているところがあり、それが千秋さんとの日々から、反省していく様子が一番印象に残りました。また、宇宙飛行士たちの訓練（体も頭脳もメンタルも）の厳しさにはびっくり。千秋さんはあんなにハードな毎日をすごされていたなんてちっとも知りませんでした。アメリカという国、アメリカ人気質、の描写も面白かったです。いい意味で、人間の弱さを前提とした宇宙飛行士やその家族へのフォローには、日本じゃこうはいかないだろうなぁ、と。後半部分は、日々の描写が詳しくて（詳しすぎて）これを書くためにマキオさんはどれだけメモを取られていたのかな、なんて思ったり。お二人とも、とても頭のいい方たちなんだ、と、素直に嬉しくもなりましたし。いい本に出合えてよかったです。出版当時は、キワモノ的に思えてしまって手に取ろうとも思わなかったから、こんなに時期が過ぎてからになってしまったんですが、私にとっては、今がベストタイミングっていうことだったんでしょう。

2009/10/04

宇宙飛行士向井千秋さんの旦那さんが書いた本。
知られていない宇宙飛行士の生活の内側を綴りつつ、夫婦愛やそれぞれの暮らしをユーモアある語り口で描いている。

2009/10/04

宇宙飛行士・向井千秋さんの旦那さんのエッセイ。この本みたいな、宇宙飛行士を身近な視点で語っている本にはなかなか出逢えないので、すごくおもしろかった。

2009/10/04

ああ　このタイトルどおりの夫婦なのです。奥さんが宇宙飛行士だという事以外は
ほんとにさっぱりとした夫婦。
知られざるNASAの姿も知ることができて
たのしかった。　続編もあるらしい是非読んでみたい

2009/10/04

【日本ナイス・カップル大賞に輝いた新しい夫婦のかたち。読みはじめたら止まらないスケール大きな構成で綴る感動の物語。日本初の女性宇宙飛行士チアキちゃんと病理医の夫マキオちゃん夫婦が奏でる、ユーモアとペーソスあふれる愛の物語。そして誰も知らない宇宙飛行の訓練風景、乗組員家族との愉快な交流、アメリカ文化への新鮮なおどろき…。 】

2009/10/04

宇宙飛行士を目指していた中学時代からの、私の愛読書です。もう何回読んだかなぁ？夢は本当に努力すれば叶うんだって、この本は教えてくれているような気がします。読みながら、不思議と自分の気持ちが前向きになっていくんです。普段知ることの無い宇宙飛行士の訓練も、しっかりと書いてあって、「へぇ」「ほぉ」「そうなんだ！」という感嘆詞が思わず口をついて出てきます。私はきっと、一生この本を大事に持ってることでしょう。

2009/10/04

日本人女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんについて、夫が書いた本。
かなり面白い。
続編の『続・君についていこう―女房が宇宙を飛んだ』も面白かった。

2009/10/04

宇宙飛行士・向井千秋さんのご主人が書かれた奥様がスペースシャトルに乗るまでの回想録？　著者近影にあるお写真が、まるでタイムボカン・シリーズに出てくる悪玉トリオのボヤッキーみたいで爆笑してしまうんですが、ほんまもんのお医者さまです！　内容も面白くて、とても楽しく読みました。