残像に口紅を の商品レビュー
たとえば「パ」が消え…
たとえば「パ」が消えたらパンが世界から消えて、ジャムを見た登場人物が「これはいったいなんに使うんだろう」と思ったり……実験的な名作です。
文庫OFF
筒井文学の傑作。次第…
筒井文学の傑作。次第に文字そのものに感情移入してゆき、ひとつひとつ欠けてゆくたびに切なくなってくる様は感動のひと言だ。ラストもこれしかないだろう。
文庫OFF
言語実験作品。世界か…
言語実験作品。世界から次々に言語が消滅していく。言語というものに過剰依存する現代社会の危うさ、大切なものを失う悲しさを超絶技巧で描き出す名著。ラストの勢いは仰天。
文庫OFF
「あ」が使えなくなっ…
「あ」が使えなくなったら…どんどんと言葉が制限されていくという実験的作品。「言葉狩り」に対するメッセージとも取れる作品です。
文庫OFF
主人公は作家。そして…
主人公は作家。そしてその友人の評論家と消えていく文字のルールを設定し、作品内からどんどん言葉が消えていく。最初は「あ」。消えた言葉を別の言葉で表しているのだが、それが何だったかを考えるのもおもしろい。
文庫OFF
物語、ではなく、文章が面白い。日本語って、いろんな表現があるんだなー。言葉が使えない分、違う言葉を繋いで補うからなのか、ちょっと長いかもー間延びしてるかもーと思った次の瞬間にはガラリとエピソードが変わって情事の描写が始まったりしてそれもまた長かったけど、語彙量がすごくてただただす...
物語、ではなく、文章が面白い。日本語って、いろんな表現があるんだなー。言葉が使えない分、違う言葉を繋いで補うからなのか、ちょっと長いかもー間延びしてるかもーと思った次の瞬間にはガラリとエピソードが変わって情事の描写が始まったりしてそれもまた長かったけど、語彙量がすごくてただただすごかった。すごかった。(語彙力) 3章は、残ってる文字を教えてくれたので楽しく読めた。何の言葉が言えるの!なんて、自分で考えちゃったりして。だんだんと一文ずつが短くなったり、聞きなれない言葉ばっかりになったり、擬音が多くなったり、さいごはいたいいたい、がたんがたん、とか。音が面白くて笑った。 ただ音がなくなるだけの文ではなく、最後まで楽しい構成、展開だった。なくなった言葉を使わずに分や内容を展開するの大変だろうなー。でも作者は楽しそうだなー。なくなっていく順が違ったら全然違うストーリーになるんだろうななんて想像するのも楽しかった。 私の中の、新しい本だった。
Posted by
字が一字ずつ減っていくなかで、いかに表現できるか試した実験的な作品。「あ」がなければ、「あなた」がなくなり、「ありがとう」がないので、感謝するという言い回しになる。さらにどんどん字がなくなるなかで、情事の様を描写してみたり、講演してみたり、作者はかなり楽しんでいそう。どんどん字が...
字が一字ずつ減っていくなかで、いかに表現できるか試した実験的な作品。「あ」がなければ、「あなた」がなくなり、「ありがとう」がないので、感謝するという言い回しになる。さらにどんどん字がなくなるなかで、情事の様を描写してみたり、講演してみたり、作者はかなり楽しんでいそう。どんどん字が消えていくわりに、そんなに違和感がないところがすごい。ただしわりと内容はない。仕方ない。
Posted by
文字が消えていく中で、ここまでうまく文章を繋げていけるのか、と感心はしましたが、正直読みづらい。 文字の制限があるため、内容が全然入って来ないので、読むのに結構時間がかかってしまいました。
Posted by
図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00439173 使える言葉が消滅していくという実験的な小説。 物語を楽しむのと小説の仕掛けを楽しんでいただけます。 限られた言葉の表現をお楽しみください。 (図書館ス...
図書館の本を読む▼ https://kguopac.kanto-gakuin.ac.jp/webopac/BB00439173 使える言葉が消滅していくという実験的な小説。 物語を楽しむのと小説の仕掛けを楽しんでいただけます。 限られた言葉の表現をお楽しみください。 (図書館スタッフ 宮島星哉)
Posted by
『残像に口紅を』は高校生の時に読んで1回挫折した本だ。音が消えていくのが大まかな説明だが、読みづらくはない。しかし難しい言葉が多く当時の自分は苦戦したが良い機会なので大学生になって再び読み始めた。読破はしたものの今回も完読するのに時間がかかってしまった。 音が消えていっても読...
『残像に口紅を』は高校生の時に読んで1回挫折した本だ。音が消えていくのが大まかな説明だが、読みづらくはない。しかし難しい言葉が多く当時の自分は苦戦したが良い機会なので大学生になって再び読み始めた。読破はしたものの今回も完読するのに時間がかかってしまった。 音が消えていっても読みづらくならないことに驚いた。普段から「ら抜き言葉」を使う若者としては音が消えていっても読み易さに変わりは無いのだろう。一方で遠回りをしている本だと感じた。消えた音の穴を補充するために文章を増やしているようだ。筆者の文章力の高さ、語彙力の多さが遠回りの原因だろう。もちろん音が消えたら文章が減るのだろうと予想していた自分のせいでもあるがそれが完読する遅さの原因なのだろう。 これからもたくさんの本を読めるにふさわしい人間になりたい。
Posted by
