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蝦夷地別件(上) の商品レビュー

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2025/12/16

ロシアからの独立を目指すポーランド貴族、アイヌの住む目梨地方に何の目的でやって来たのか分からない僧二人に幕府御家人の息子。さらにその蝦夷地を管理する松前藩の内紛。とにかく登場人物が多く、場面もオホーツク海、シベリア、北方領土近辺から蝦夷地全般まで幅広く変わるが、それぞれの状況が危...

ロシアからの独立を目指すポーランド貴族、アイヌの住む目梨地方に何の目的でやって来たのか分からない僧二人に幕府御家人の息子。さらにその蝦夷地を管理する松前藩の内紛。とにかく登場人物が多く、場面もオホーツク海、シベリア、北方領土近辺から蝦夷地全般まで幅広く変わるが、それぞれの状況が危機的であったり、問題を抱えていたり読み手を飽きさせない。それぞれの人物にそれぞれの価値観と正義があり、地理的な距離を置いて同時多発に事件が起こる。読んでいて全ての登場人物の目的が無惨に打ち砕かれていくだろうということが予想されつつ上巻が終わった。しかし和人は狡いし穢い。ちょうど今、東大や京大の歴史学者たちがアイヌの遺骨を奪って返さないという問題が起こっているが、基本にあるのは差別意識だろう。沖縄で大阪機動隊のバカが土人発言したことも思い出した。

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2024/09/29

#71奈良県立図書情報館ビブリオバトル「無」で紹介された本です。チャンプ本。 2016.10.15 https://m.facebook.com/events/329197550768782/?acontext=%7B%22action_history%22:%22null%22...

#71奈良県立図書情報館ビブリオバトル「無」で紹介された本です。チャンプ本。 2016.10.15 https://m.facebook.com/events/329197550768782/?acontext=%7B%22action_history%22:%22null%22%7D&ref_source=newsfeed&ref_mechanism=feed_attachment

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2014/07/03

イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387168213.html)

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2011/03/13

時は18世紀末、老中・松平定信のころ。蝦夷地では、和人の横暴に対する先住民の憤怒の炎が燃えあがろうとしていた。この地の直轄を狙い謀略をめぐらす幕府と、松前藩の争い。ロシアを通じ、蝦夷に鉄砲の調達を約束するポーランド貴族―。歴史の転換点で様々な思惑が渦巻いた蝦夷地最大の蜂起「国後・...

時は18世紀末、老中・松平定信のころ。蝦夷地では、和人の横暴に対する先住民の憤怒の炎が燃えあがろうとしていた。この地の直轄を狙い謀略をめぐらす幕府と、松前藩の争い。ロシアを通じ、蝦夷に鉄砲の調達を約束するポーランド貴族―。歴史の転換点で様々な思惑が渦巻いた蝦夷地最大の蜂起「国後・目梨の乱」を未曾有のスケールで描く、超弩級大作。日本冒険小説協会大賞受賞。

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2010/08/25

なんでイメージ画像がないのかな…? アイヌと松前藩の争いに幕府が横槍を入れてきてわやわやになる話。

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2012/05/28

最初読んだときにはなぜか大江健三郎の「同時代ゲーム」を思い出して、あれを久々に読み返したのでした。ぜーんぜん手法も内容も違うんですけれどもね。こちらも蝦夷という土地、アイヌという民族、江戸という時代。さまざまな沼地のような混沌とした要素を圧倒的な筆力で泳ぎきります。その現場に読み...

最初読んだときにはなぜか大江健三郎の「同時代ゲーム」を思い出して、あれを久々に読み返したのでした。ぜーんぜん手法も内容も違うんですけれどもね。こちらも蝦夷という土地、アイヌという民族、江戸という時代。さまざまな沼地のような混沌とした要素を圧倒的な筆力で泳ぎきります。その現場に読み手をつれていきます。身動き、呼吸一つできないような旅。でも圧倒的におもしろい!

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