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絵で読む 広島の原爆 の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2013/06/12

第二次世界大戦が勃発した背景や、広島の原爆についての説明がしっかりしていて感心する。絵で当時の様子がよくわかり、子供にもわかりやすい。 (読んだ時期:6歳)

Posted byブクログ

2013/03/07

原爆の悲惨さを絵本で描くことで、こどもたちにも伝えやすいと思いました。また、戦争に至った経緯や原子爆弾の詳しい仕組みなど専門的なこともよく調べて書いてあるので、私自身新しく知ることが多かったです。小難しい本よりもストレートにあの頃のことが伝わるので、平和教育の教材として十分に役に...

原爆の悲惨さを絵本で描くことで、こどもたちにも伝えやすいと思いました。また、戦争に至った経緯や原子爆弾の詳しい仕組みなど専門的なこともよく調べて書いてあるので、私自身新しく知ることが多かったです。小難しい本よりもストレートにあの頃のことが伝わるので、平和教育の教材として十分に役に立つと思います。

Posted byブクログ

2012/02/23

タイトルから見てただの絵本のように思ったがまるっきり異なっていた。ひらがなこそふってあるが、原爆投下までの世界の戦争への流れが詳細に図示されている。絵も単に描かれたということではなく、聞き取りや考証をもとに詳細にえがかれているものである。絵の上に透明なシートで説明が書かれていれば...

タイトルから見てただの絵本のように思ったがまるっきり異なっていた。ひらがなこそふってあるが、原爆投下までの世界の戦争への流れが詳細に図示されている。絵も単に描かれたということではなく、聞き取りや考証をもとに詳細にえがかれているものである。絵の上に透明なシートで説明が書かれていればよりわかりやすかったかもしれない。広島の原爆投下に関しての入門書としては最適のものであろう。さらに福島原発メルトダウンでどのような被害があるのかということもこれで学習することもできる。

Posted byブクログ

2011/12/10

6年生戦争を学んでいる時に読み聞かせしました。情報量が膨大で全部は読み切れないので、所々説明しつつ、読むところだけ。10分くらいだったかな。改訂版にある遺体の扱いについての訂正文は読みました。後は、核の科学的な説明などこういう情報があります。と言って参考に見たい人には見てもらうよ...

6年生戦争を学んでいる時に読み聞かせしました。情報量が膨大で全部は読み切れないので、所々説明しつつ、読むところだけ。10分くらいだったかな。改訂版にある遺体の扱いについての訂正文は読みました。後は、核の科学的な説明などこういう情報があります。と言って参考に見たい人には見てもらうようにしました。新聞作りなどでもこの本の情報は見ていた子が多かったそうです。

Posted byブクログ

2011/11/27

子ども一人で読むには恐ろしすぎる原爆の本です。 主に、時系列を追いながら絵と短い文章で成っています。 私は小学校高学年の頃、自由研究のための参考書として読みましたが、涙と胸の痛みが止まりませんでした。変わり果てた姿となる広島の様子は恐ろしく、繰り返し目に浮かぶほどでした。現実と...

子ども一人で読むには恐ろしすぎる原爆の本です。 主に、時系列を追いながら絵と短い文章で成っています。 私は小学校高学年の頃、自由研究のための参考書として読みましたが、涙と胸の痛みが止まりませんでした。変わり果てた姿となる広島の様子は恐ろしく、繰り返し目に浮かぶほどでした。現実とは思えませんでした。 優しく、母親に現在の広島の様子を教えられましたが、また別の驚きをもったのは言うまでもありません。 「町にいる大勢が被害を受けて苦しんでいるさま」というのは、他の本ではあまり見られないかもしれません。たいへん衝撃的な一冊です。

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2011/09/03

土曜日の、天音堂での雨宿りの折に、この絵本も読む。作者の那須正幹は『ズッコケ三人組』シリーズの人だ。那須が、爆心より3kmの場所で3歳のときに被爆しているのだと初めて知った。 原爆投下前の広島の町の風景から始まるこの絵本は、投下後の町の状況を生存者の証言を元に文章と絵で再現する...

土曜日の、天音堂での雨宿りの折に、この絵本も読む。作者の那須正幹は『ズッコケ三人組』シリーズの人だ。那須が、爆心より3kmの場所で3歳のときに被爆しているのだと初めて知った。 原爆投下前の広島の町の風景から始まるこの絵本は、投下後の町の状況を生存者の証言を元に文章と絵で再現する。町を描いたページの間には、核分裂の発見から原爆開発に至る話や、放射線障害や原爆症のこと、あるいは軍都・広島の歴史、戦争につっこんでいった日本という国のこと、現在に至るまでの世界の核実験と核廃絶運動のことなど、個人の体験で語るのとは違う「広島の原爆」が淡々と述べられている。 巻末には、広島の町を描いたそれぞれの絵の「絵解き」も付されていて、たとえば被爆死した膨大な遺体を焼く場面では、酒を飲んでやや意識をもうろうとさせて、それで作業にあたっていることがわかる。 那須さんと西村さんは、『ぼくらの地図旅行』で一緒に仕事をし、そしてこの絵本の仕事をしたそうだ。また近所の図書館で借りてきて、ゆっくり読もうと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

原爆の仕組みや放射線の人体への影響、戦争前後の歴史背景なども解説されてます。大人が読んでも勉強になる。

Posted byブクログ