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過ぎ行く風はみどり色 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マジでやられたミステリ リスト作品 筆者の本は「猫丸先輩」の付くタイトルを含めて10冊ほど全て積読状態、この本が初読み かと思いきや星降り山荘をすっかり失念してた。というわけで多分2作目、タイトルからは知る由もなかったが猫丸1作目 ・ヒロインの身体的特徴と、サブトリックにはやられた。足が不自由なだけではないなと疑っていたが真相には辿り着けず。インパクトは小、トリックのほうのインパクトは中 ・読後に、タイトルの意味がピンとこない ・解決編が良くも悪くも短くまとまっている ・猫丸先輩という人物像が(勝手に想像していた)イメージと異なっていた ・悪いヤツは みんな やっつけた 意味ありげに傍点が振られていたこの文章が1番気になった。回想シーンだけど物語は最終盤。ストーリー上でやっつけたのはみんなではなく真犯人ただ1人。 素直に読めば悪夢を見た子供をあやす口上だが、タイミングと傍点がやはり気にかかる。 そういえばヒロインが巻き込まれた事故って、みんな…

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2023/12/13

初読みの猫丸先輩だった。 読みながら、エキセントリックで騒々しい人だなぁ、と思っていたら、ラストでの思いやりの深さを目の当たりにして感動した。 タイトル通りのミステリーだった。

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2017/11/05

猫丸先輩はシリーズ物で、これは2作目らしいです。私はこれがこの作者初読みでした。犯人はいかにも怪しい感じのアリバイのあの人だと見当は付けてました。犯人像は当たってましたが、思ってた展開とは違って楽しめました。が、超心理学講座みたいな長ったらしい話、成一主観の描写と交互に描かれる佐...

猫丸先輩はシリーズ物で、これは2作目らしいです。私はこれがこの作者初読みでした。犯人はいかにも怪しい感じのアリバイのあの人だと見当は付けてました。犯人像は当たってましたが、思ってた展開とは違って楽しめました。が、超心理学講座みたいな長ったらしい話、成一主観の描写と交互に描かれる佐枝子の乙女チックでポエム調の部分には、正直辟易しました。物語には直接関係なさそうだと思い、結構飛ばして読みました。

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2017/02/12

10年ぶりに実家に帰った成一。実家では今、大変なことになっていた。道楽趣味の叔父が連れてきた霊媒師に、祖父が夢中になってしまったのだ。それを嫌がる成一の母親が、超現象を研究している大学教授の助手を連れて来て、祖父を説得させるようにしている。だが、成一が帰ってきたその日に、祖父が離...

10年ぶりに実家に帰った成一。実家では今、大変なことになっていた。道楽趣味の叔父が連れてきた霊媒師に、祖父が夢中になってしまったのだ。それを嫌がる成一の母親が、超現象を研究している大学教授の助手を連れて来て、祖父を説得させるようにしている。だが、成一が帰ってきたその日に、祖父が離れにて殺害された。離れまでの渡り廊下は成一と叔父が見張っていたので密室状態だったのだ…。 たまたま図書館で見つけた本。特に内容も分からずに読んだ。霊媒師とか信じてないけど、たぶんこんなのを実際体験したら信じてしまうかなと思った。 登場人物は、成一のほかに幼い頃の事故で体が少し不自由になった左知枝。この子の正体というかに、最後驚いた。そうだったの?と前を読み返してみたり。 だけど、超能力とか幽霊現象とかを化学的に説明しているところは、読んでて辛かったな。だからか、読むのに時間がかかった。 猫丸先輩のシリーズがあるらしいが、今回初めて読んだ。ちょっと変わってる人だけど面白いね。まぁ、先輩の研究?は残念だったけど(笑) 2017.2.12 読了

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2012/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物は犯人以外全員いい人、というレビューを読んでから読み始めたが、なかなか悪い人が出てこずもやもやして一気読み。偶然のアリバイトリックによって犯人までいい人のように見せかけられていたことが判明して、大変すっきりした。 佐枝子の特徴については、友人と電話をしているシーンでなんとなく気づいたが、確信が持てず流してしまった。それにここまで意味が込められていたとは・・・初めから読み直さなければ。 フミさんには殺人をしてほしくなかったし、先輩が最後の最後に言っていたことは、せっかくの爽やかさをぶち壊す完全な蛇足だったと思う。

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2011/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは倉知先生の作品、トップクラス! びびった。 猫丸=短編の時のノリ、で考えてたから、正直こんなのがくるとは思わなかった。もっと売れていいだろ!? しかし、猫丸先輩はやっぱ嫌い。

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2011/05/11

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2187332.html)

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2011/01/29

猫丸先輩モノの長編。倉知さんの作品はどれも大好きだが、何となく短編のイメージが強くて、猫丸先輩で長編に耐えられるのかしらと思っていたら、意外とグイグイ読ませてくれてあっという間に読了。 屋敷の見取り図等々が随所に織り込まれているのも良い。密室殺人好きの本格推理好きにはワクワクする...

猫丸先輩モノの長編。倉知さんの作品はどれも大好きだが、何となく短編のイメージが強くて、猫丸先輩で長編に耐えられるのかしらと思っていたら、意外とグイグイ読ませてくれてあっという間に読了。 屋敷の見取り図等々が随所に織り込まれているのも良い。密室殺人好きの本格推理好きにはワクワクするネタですからね! 解決編のところは、気に入らない人がいるだろうなぁ的な観はありますが、私はこれはアリです。 読了後の爽やかさも良いですね。タイトルセンスも素敵。

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2009/12/01

猫丸先輩シリーズ第2弾。 本格長編ミステリです。 左枝子の秘密に関しては薄々勘づいてましたが、まさかそんなはき違えがあるとは…! 切なく美しいお話です。

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