仮面山荘殺人事件 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/08/01

ずっと違和感がありつつも真相がわからず、サクサク読み進めると最後にはまさかの展開！笑笑
さすが天才推理小説作家です！

2024/07/31

他の作者だったら★4の評価だが、東野圭吾の作品はもっと面白いものがあるので辛口に。

自分が読んだ範囲内では初期の東野圭吾だなーと感じる展開だった。

2024/07/27

婚約者の朋美を結婚式直前に失った高之は、その三ヶ月後、朋美の家族に山奥の別荘へ誘われる。
別荘には朋美の両親に兄、従姉妹、男女8人が集まっていた。
そんな山荘へ、銃をもった逃亡犯が侵入して。

逃亡犯が憎めなくて緊迫感がイマイチな感じで、こういうジリジリする話は苦手なんだけど、するする読めた。
読む前に驚く結末！なんていうフレーズを目にしていたので、違和感とか、あーそうかーみたいなものは早々に感じてしまった。
しかも山荘三部作の最後に読んでしまったし。
読後はどいつもこいつもーって気持ちになって、やるせない。

2024/07/26

この人に対しては前半からちょっとした違和感は感じていたが、どんでん返しがこういう形で描かれていたのか〜と、驚愕。
テンポよく進む物語の展開にドキドキワクワクしながら、ページをめくる手が止まらなかった。

高之の婚約者、朋美が結婚式場の打ち合わせ帰りに交通事故で亡くなった。数ヶ月後、高之は朋美の父親に招待されて別荘を訪れるが、そこで予想外の事件が待っている。
別荘には8人の男女が集まっており、朋美の死に疑念を持つ人物が現れる。「事故ではない。これは殺人だ。」と。
疑心暗鬼の中それぞれの部屋で夜を過ごすが、銀行強盗の二人組が別荘に逃げ込み、全員が監禁されてしまう。
そして、別荘内で殺人が発生。犯人は銀行強盗の二人ではない、宿泊客の中にいる…

まるで、目の前で実際にお芝居を観ているような感覚で、楽しい読書時間だった。
ホントに、多種多様な作品を生み出す作家さん！さすが東野さん！

2024/07/18

どんでん返し系です。こういうジャンルがあるかわからないですが。
確かに全体的に不自然なんですよね。
多彩な作風の1つを見せられました。

2024/07/18

犯人は分かりやすくて、一体どこでどんでん返しするのかと思ったら
まさかの状況のほうでどんでん返しでした。

今までの舞台なんやったん、となる
デウス・エクス・マキナや夢オチと似た手法で本来ならガックリ肩透かし感が否めないはずが
一人称で語られていたからか、そこまで嫌な感じはなかった。

2024/07/17

個人的に東野圭吾の中でもかなりレベルの高い作品だと思う。
"どんでん返し"というテーマで語られがちな本作だが、この作品の本質は別の所、重い重い部分にあるのがまた…
読了後の余韻が数日続いたのを覚えている。
何度も何度も頭の中で反芻してしまうほどの魅力がこの本には詰まっていた。
内容も分かりやすく、読書を始めたての人などにもお勧めできる作品である。
本当に一度は読むべき傑作であろう。

2024/07/15

初めて東野圭吾さんの本を読んだ！
会話が多いが読みやすい。
途中から銀行強盗は演技だと気づいた。
文章中に違和感がなく、雪絵さん殺しの犯人がわからないと思ったら、なるほど最後で納得。
最後主人公があまりにすんなり解放されて、もう少し痛い目にあってもいい気もするが、すっきり読み終えた。

2024/07/13

どんでん返しが爽快。手に汗握る強盗とのやり取り、朋美の死に関する謎、ずっとドキドキしながら読み進めた。長さもちょうどよく、登場人物も多すぎず(笑)、読みやすかった。

2024/07/07

結末が気になり夜更かし読み。
山荘3部作の中で、東野圭吾氏自身の自信作らしい(「東野圭吾公式ガイド」より)

結婚式直前に交通事故死した朋美。それから3ヶ月後、朋美の父が保有する別荘で、家族や関係者の男女8人が休暇を過ごすことに。
そこへ銀行強盗犯2人組が押入り、みなを人質に立てこもる。強盗犯らによるクローズドサークル。
この状況で殺人事件も起こるが強盗犯の仕業ではないーー。

東野氏初期作品。
結末はどんでん返しにも驚いたが、犯人に甘すぎない⁈ もっと懲らしめていいと思う。