仮面山荘殺人事件 の商品レビュー
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過去に自殺した婚約者の家族と友人らと山荘に泊まることになる主人公。 そこに強盗がやってきて、殺人事件が起きる。 何かがおかしいと思いつつ、それがなかなか見抜けずに最後まで一気読み。 読み終わってからはなるほどという気持ちと人間の心の闇深さにしみじみと余韻を感じた。 殺人事件とは計画的にその人を殺すこと意外にも多々目的があることを感じさせる作品だった。
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うおおおおおお、なんという!!! ラスト!!!!!! 東野圭吾天才か…流石すぎる… え、これ映画化とかしてないの? 一気に読み進んじゃったし、最後まで分からなかったし、ラストやばすぎ
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非常にスラスラと読めた。 結末を知る前に読んで理解していた内容が、結末を知った後に読むとまた違った印象を受ける。信頼できない語り手の作品でドンデン返しは爽快だが痛快ではない。 私は同じドンデン返しなら痛快さも欲しいのである。それを考えると映画ではあるが「スティング」を超えるものはない。 また、途中から薄々と結末が読めてしまうので、「そう来たか」と作者にしてやられたとの感想も持ちにくい。ミステリに馴染む前に読んだせいもあるだろうが、その点ならアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」が堂々の一位を飾ったままである。 しかし端的ながら伏線の回収は見事なものである。
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人生初の東野圭吾作品だった。読んだのは20年ほど前。まだ学生で若かった私は、「こんなおもしろい小説があるなんて!」とめちゃくちゃ感動し、これを皮切りにしばらくは東野圭吾ばかり読み漁るようになった。やや古さはあるものの、秀逸な作品だと思う。真のミステリ好きの方などは物足りなさを感じ...
人生初の東野圭吾作品だった。読んだのは20年ほど前。まだ学生で若かった私は、「こんなおもしろい小説があるなんて!」とめちゃくちゃ感動し、これを皮切りにしばらくは東野圭吾ばかり読み漁るようになった。やや古さはあるものの、秀逸な作品だと思う。真のミステリ好きの方などは物足りなさを感じるかもしれないが、「純粋に読書を楽しむ」という目的であればこの作品はおすすめ。記念すべき初東野圭吾作品ということで★5つにしたが、作品としては★4つ。
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読んでいるストーリーの中に、更にストーリーがある感じで、最後に設定で驚かされた!犯人も予想外で良い裏切りにあいました!
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最後がすごい、の情報だけで読んだけど、納得のどんでん返し。 東野圭吾さんの作品はほぼ読んできたつもりだったけど読んだことなかったかも。 最近のもいいけど、初期のころのが好きかなぁ
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似たようなトリックを違う小説で読んだことあるから驚きは少なかったが、誰が犯人か、読んでる途中で色々と考えれて面白かった
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最後のどんでん返しは少しは予想できていたのですが、「流石にそれはないだろ」と思っていたので、ちょっとびっくりしました。この構成を書ける東野さんは本当にすごいと思います。
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どんでん返し系の傑作として挙がる東野圭吾氏の初期の代表作。当時ミステリー好きになったばかりの自分としては「人為的なもので強制的にクローズドサークルの状況を作り出す。」という設定が斬新だったし、その斬新さだけで終わらず、文章や展開に含まれる様々な伏線をラストで回収していく様子が面白かった。また主人公の印象が初めと終わりでガラッと変わった(悪い意味で)。解説がどんでん返しの名手である折原一氏というのも感慨深い。
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スッと読み進められる内容な上に、まるで手品のテーブルクロス引きのような、確かにエライどんでん返しでした。
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