墓場への切符 の商品レビュー
元アル中無免許探偵マ…
元アル中無免許探偵マット・スカダーのシリーズ八作目。この作品を皮切りに、以降「倒錯の舞踏」「獣たちの墓」の三作を合わせて「倒錯三部作」というらしい。スカダーとかつてつるんでいた娼婦のふたりが共謀して刑務所へ送り込んだ残虐男が復活し、彼らに関係ある人物を無差別に殺し始める。警察に身...
元アル中無免許探偵マット・スカダーのシリーズ八作目。この作品を皮切りに、以降「倒錯の舞踏」「獣たちの墓」の三作を合わせて「倒錯三部作」というらしい。スカダーとかつてつるんでいた娼婦のふたりが共謀して刑務所へ送り込んだ残虐男が復活し、彼らに関係ある人物を無差別に殺し始める。警察に身の危険を訴えても信用してもらえないので、彼らは自身で身を守り、犯人を捕まえるしかない。 着実に身に迫る恐怖に主眼を置いた、ハードボイルド型サスペンス。 「倒錯三部作」とされるだけあって、内容
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スカダーシリーズ8作目 今までに読んだスカダー史上最悪の極悪人登場。このおぞましい極悪人とスカダーは対峙。12年前にスカダーが刑務所送りにした男モットリーが出所してきた。斬殺された一家五人の新聞記事がエレインとスカダーに送られてくる。スカダーの関係する女たちを殺し最後におまえ、...
スカダーシリーズ8作目 今までに読んだスカダー史上最悪の極悪人登場。このおぞましい極悪人とスカダーは対峙。12年前にスカダーが刑務所送りにした男モットリーが出所してきた。斬殺された一家五人の新聞記事がエレインとスカダーに送られてくる。スカダーの関係する女たちを殺し最後におまえ、スカダーだと言われる。完全?な形で一件落着。・・「倒錯の舞踏」とおなじくスカダーの私裁で幕を閉じる。これでいいのか? 警察の似顔絵描きのレイが出て来て、モットリーの似顔絵をかいてもらう。 「八百万の死にざま」からは3作目。そこに出てきたヒモのチャンスがバーの客としてちらっと出てきた。 スカダーの私生活がけっこう語られている。 ・スカダーはリライアブル探偵社の下請仕事をしている。 ・AA断酒集会では、スカダーは刑事時代の身の上を話している。 ・エレインと最初に会ったのは刑事に昇進して間もないころ。その後何年かは少なくとも一週間に一度は会っていた。いずれにしろ、エレインと私の関係はご都合主義による男と女の関係だった。昔ながらの月並みなお巡りと淫売の関係だった。 ・当時私は結婚していた。今にして思えば、私の結婚生活はそのころすでに破綻していたのだろう。しかし私はそのことに自分ではまだ気づいていなかった。ローンで買ったロングアイランドの家で、ずっと定年まで警察にいるものだと思っていた。 ・モットリーを刑務所送りにしたのは12年前。刑事を辞める事件の2,3年前のこと。やめて後の7年については不確かな記憶しかない。アル中治療病院に入退院を繰り返すことが始まった。 倒錯三部作の1作 2001.1.15文庫版初版 (1993.11に単行本で発行) 図書館
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何気に5冊以上は読んでるスカダーさんなので、だんだん慣れてきた気もするけど、それなりに飽きずに読めるのよね。 と言うわけで今回の相手はヤバいのであって、昔ナチュラルボーンキラーって映画があったけど、根本的に悪というか、水戸黄門の敵みたいに勧善懲悪で叩きのめしてもオッケーなタイプ。...
何気に5冊以上は読んでるスカダーさんなので、だんだん慣れてきた気もするけど、それなりに飽きずに読めるのよね。 と言うわけで今回の相手はヤバいのであって、昔ナチュラルボーンキラーって映画があったけど、根本的に悪というか、水戸黄門の敵みたいに勧善懲悪で叩きのめしてもオッケーなタイプ。しかも強いし。更には髪型も顔も変だし。繰り出す技もちょっと怪し気だし。凶悪なウド鈴木か。 まぁ要するに主人公を食ってるわけで、でも実際にこんなのいたら無理、ていうかキモいし、でもそんな態度だから相手もこんな風になったんだから、優しくしてあげようって言われてもやっぱり無理だから。 厳しい世の中だよ。
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実際に圧巻だったし、やはり特筆すべきは敵役の描写の凄みなのだろうが、個人的にはミック・バルーとの友情描写がよかった。そして直接的な敵役の描写が優れていたというよりは、それを通してスカダーの心境が描かれている上手さがあるのだろう。
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マットスカダー第八作。 原題"Ticket to the boneyard" スカダーものではたぶん初めてなのだと思うが、 最初から犯人が分かっているパターンの話。 モットリーが、これまでに登場した悪役と違いサイコパスである。 彼との対決の様はこれまでのシ...
マットスカダー第八作。 原題"Ticket to the boneyard" スカダーものではたぶん初めてなのだと思うが、 最初から犯人が分かっているパターンの話。 モットリーが、これまでに登場した悪役と違いサイコパスである。 彼との対決の様はこれまでのシリーズとは違った雰囲気であった。 禁酒したスカダーについては賛否両論ありそうだが、 彼のアルコールとの葛藤がこれはこれで渋いと思った。
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アル中探偵マット・スカダーシリーズ。いいハードボイルド!!登場人物にも慣れて、本当、楽しい。と、目の離せぬ展開。悪い人間がとてつもなく悪で、読んでいて気持ちがいい。よく、悪い人間もこんな理由があって…って、裏づけされると、同情してしまうから。最後まで、憎んで終われると嬉しい。
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心と身体に深いトラウマを抱えた探偵スカダーであるが、これだけ永い期間シリーズとして続けるためには、ブロックといえども一捻りサイコパスに流れるのもやむを得ないのか?アル中を克服した感のするスカダーは魅力に乏しい気がします。が、そこは作者の筆の冴え、叙情を湛えた文体は相変わらず、熟成...
心と身体に深いトラウマを抱えた探偵スカダーであるが、これだけ永い期間シリーズとして続けるためには、ブロックといえども一捻りサイコパスに流れるのもやむを得ないのか?アル中を克服した感のするスカダーは魅力に乏しい気がします。が、そこは作者の筆の冴え、叙情を湛えた文体は相変わらず、熟成されたシングルモルトの香りここにありです。
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