帝国ホテルのおもてなしの心 の商品レビュー
イヤリングなどの小さな忘れ物でも月別で保管 カップの温度を状況に応じて変化させる ルームサービスのジュースは一晩ねかせて最適な状態に ビュッフェスタイルにはテーブルにこだわる 本当に細かなところまで徹底的にこだわっている。 こういうプロの細かな仕事に気づける人間になりたいと思っ...
イヤリングなどの小さな忘れ物でも月別で保管 カップの温度を状況に応じて変化させる ルームサービスのジュースは一晩ねかせて最適な状態に ビュッフェスタイルにはテーブルにこだわる 本当に細かなところまで徹底的にこだわっている。 こういうプロの細かな仕事に気づける人間になりたいと思った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文藝春秋に掲載されていた広告集。1995年の本なので、内容としてはすごく珍しいものではないけれど、私はこういう広告が大好き。山の上ホテルの広告とか、成人の日のサントリーの広告とか。ちょっと洒落ていて、あたたかく、つい微笑んでしまうような。宣伝したい内容を入れながら、押しつけがましくなく言葉を選ぶ。最近の度肝を抜くことばかり考えている広告と比べて、その品のいいこと。 フランク・ロイド・ライトが1893年にシカゴ万博で見た鳳凰堂の模型に触発された、とか、あっさりした魚にはコクのあるパンで、こってりした肉料理には軽い口触りのパンにするとか。聞くとちょっとうるさい蘊蓄的なことでも、さらりと読ませる力というのは、さすが電通、という感じがする。短い文章だからこそ、その文集力やセンスが問われる。今の時代どなたにも満足してもらえる本ではないが、決して不快になることはない本である。
Posted by
広告代理店と作っただけあって コピーがおもしろいです。 「お。」と思う。 一気に読むと、良いサービスなのに クドく感じられるので、ちょこちょこ読みをおすすめします。
Posted by
歴史書も大変参考になるけど、こういったエピソードものって結構愉しんで読めたりする。この本で興味をそそられて、パンケーキ食べに行きました(笑)
Posted by
- 1