フランケンシュタインの子供 の商品レビュー
タイトル通り、「フランケンシュタイン」にまつわるテーマのアンソロジー。乱暴な括り方をするなら、よりSF的なのが「人造人間」テーマ、つまりマッドサイエンティスト、あるいはロボットを扱ったものになり、そしてホラー的なのが「屍体蘇生」つまりゾンビをテーマとしたもの、と言えるかもしれない...
タイトル通り、「フランケンシュタイン」にまつわるテーマのアンソロジー。乱暴な括り方をするなら、よりSF的なのが「人造人間」テーマ、つまりマッドサイエンティスト、あるいはロボットを扱ったものになり、そしてホラー的なのが「屍体蘇生」つまりゾンビをテーマとしたもの、と言えるかもしれない。ホラー的作品で言えばラヴクラフトの「死体蘇生者 ハーバート・ウェスト」がかなり気味が悪く印象的なんだが、それよりも印象的だったのはロボットテーマのデル・リイ著「愛しのヘレン」。SF的なドタバタのラブコメディのようだが……最後の1行の切なさは心に沁みる。
Posted by
- 1