魔法の日々よ、再び の商品レビュー

ローリン・チャンドラー(著者),児玉ありさ(訳者)

2017/04/12

脚本家のヒーローとベストセラー作家となったヒロインの元サヤもの。この二人の13歳の娘がいい味を出していてキューピッド的な役割になっている。
ヒロインもヒーローもお互いに過去の境遇からくる不安を抱えていて、その自分の弱さから簡単にヒロインを手放してしまったヒーローだけど最後はちゃんと行動で示してくれてよかった。
冬らしいしんしんとした切ない雰囲気が漂っていてそこがお気に入り。
ラストのサンタクロースには泣かされそうになった。