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恋人はいつも不在 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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少し物足りなさも残る…

少し物足りなさも残るけど、こんなに魅了されたのは初めて。

文庫OFF

2024/09/24

再読。 奈月、時男のそれぞれの言い分(というか事情というか)。両方が分かるから、恋愛でどちらが悪いって単純に言えなくなるところが上手い。 こんな風に気持ちがすれ違ってしまうんだなぁ、としみじみ。 面白かった。

Posted byブクログ

2014/08/12

サラリーマンの時男と、事務の奈月。 入社3年にして出社拒否になった時男。 社内婚した奈月の両親、父が奈月の母と結婚する前に惹かれていた女性と一緒に住んでいて別居状態。 出社拒否になる前に同級生で、アジアにボランティアに出ていた協介と再会。 出社拒否になり、一歩踏み出すためにボラ...

サラリーマンの時男と、事務の奈月。 入社3年にして出社拒否になった時男。 社内婚した奈月の両親、父が奈月の母と結婚する前に惹かれていた女性と一緒に住んでいて別居状態。 出社拒否になる前に同級生で、アジアにボランティアに出ていた協介と再会。 出社拒否になり、一歩踏み出すためにボランティアで海外に行くことを決意。 その時、出社拒否の原因となった上司から、現職参加体制を勧められ、一歩踏み出す。 奈月は事務だったが、会社の会議の際に製品に口を出したことにより、仕事のやりがいを感じ夜間の服飾専門学校で修行をすることに。 両親は離婚することを決意し、母はパッチワークの教室を開く。

Posted byブクログ

2011/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公、奈月と時男。男の言い分、女の言い分両方で描かれている物語。時男の言い分にハッとするところがあったり、父親の恋人の思いにそうゆう思いもあるんだなと気付くこともあった。 えーーーっとびっくりする展開があったが奈月も時男も最後は前を向いて歩き出す結末、作者が言うように爽やかだった。 いろんな人の思いや考えている事に触れることが出来るのが読書の醍醐味だなとつくづく思えた1冊。 読んでいて、何で携帯にじゃなくて公衆電話なんだろう不思議に思っていたら17年も前の作品なんだね~。

Posted byブクログ

2011/04/01

女性、男性、各々の視点から交互に語られるんだが、いつものように女性だけのほうが面白いな。 男性側の理由を知ってしまうと、種明かしされてる感じ。

Posted byブクログ

2010/03/10

唯川さんの作品は 「成長」があるから、読んでてすごく気持ちがいい 今回の話は、終わりかけ みたいな 恋人同士の話だから 暗くなっちゃうかと思ってたけど、 そんなことなくって面白かったです

Posted byブクログ

2009/10/29

恋人になって3年 お互いの歯車がだんだんとずれていく 話したいのにいない、しんどい理由を説明するのがおっくう・・・ やがてお互いが新しい目標に向かい始めたとき 2人の仲は新しい局面を迎える 男女双方の側から壊れかけた恋愛を見た作品 このふたり、幸せになってくれるといいなーー

Posted byブクログ

2009/10/07

誰だってすれ違いがある中で、どうやってうまくやっていくかは考え方で解決できる部分もあるんだなと思えた。昔は一緒にいられることが幸せで、それがベストだと思っていたけれど、最近はそれではうまくいかないことが多いことも実感する。ラストもなかなかさわやかな終わり方でよかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

小説。恋人同士の男と女が、一人称で交互に進行する物語。男の身勝手さ、女の勘違いを、手に取るように感じさせる。人生は、恋だけじゃなく、仕事や家族、友人も大事で、恋は向かい合うことじゃなく、同じ方を見ることで、高めあうことなのかな、と思えたことは、最大の収穫。嫉妬や不安をひれ伏させる...

小説。恋人同士の男と女が、一人称で交互に進行する物語。男の身勝手さ、女の勘違いを、手に取るように感じさせる。人生は、恋だけじゃなく、仕事や家族、友人も大事で、恋は向かい合うことじゃなく、同じ方を見ることで、高めあうことなのかな、と思えたことは、最大の収穫。嫉妬や不安をひれ伏させる、清々しい終わりが見せ場。

Posted byブクログ

2009/10/04

奈月と時男の物語。 社会人である二人はお互いに自信の仕事、家族、友人、小夜子(時男の元彼女)という日常の様々な物事の中でもまれていく。 頼りたいときに会えなく、電話もない時男に対して奈月は不安と哀しみを覚える。 時男の方は大学友達だった協介のエイズ疑惑やヒキガエル課長の難題をかか...

奈月と時男の物語。 社会人である二人はお互いに自信の仕事、家族、友人、小夜子(時男の元彼女)という日常の様々な物事の中でもまれていく。 頼りたいときに会えなく、電話もない時男に対して奈月は不安と哀しみを覚える。 時男の方は大学友達だった協介のエイズ疑惑やヒキガエル課長の難題をかかえる。 最後は奈月は服飾の専門学校へ、時男は協介を見習い、ボランティア途上国へ。

Posted byブクログ