言志四録 座右版 の商品レビュー
歴史を学ぶ者は表面的な情報や形跡から、記録されていない人の心の動きを感じとらねばならない。▼知識と見識とは別である。知識は外に在るが、見識は内に在る。▼字で書かれていない書物を読め。 問題を処理するときはまず概略を把握する。それから徐々に細かい部分へと具体策を練りながら進んでい...
歴史を学ぶ者は表面的な情報や形跡から、記録されていない人の心の動きを感じとらねばならない。▼知識と見識とは別である。知識は外に在るが、見識は内に在る。▼字で書かれていない書物を読め。 問題を処理するときはまず概略を把握する。それから徐々に細かい部分へと具体策を練りながら進んでいく。 暗い所にいる者は明るい所がよく見える。しかし、明るい所にいる者は暗い所を見ることができない。 春風をもって人に接し、秋霜(しゅうそう)をもって自らをつつしめ。 すべての人間はもともと善人である。だからこそ教育の効果がある。 愚か者の鈍(にぶ)さは、それが反面教師となり、自らを磨く砥石(といし)となる。 的のない矢は放ってはいけない。 自然。静の中に動が、動の中に静が、何の無理もなく保たれている。 『げんししろく』1813 ※さとう・いっさい。昌平坂(しょうへいざか)学問所の塾長。美濃国みののくに(岐阜)。儒学者。
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訳注が読みやすく、優れていると思います。座右の書として手元に置き、ふと思い立ってページをめくる、そんな使い方にぴったりです。
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一回読んだ程度では全く意味なし。 かなり、重い本。 歴史を踏まえ、人はどう行いをすべきかを述べた本。自分の倫理観を考えさせられます。
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