オデュッセイア(訳:松平千秋)(上) の商品レビュー
ホメロスの「イリアス…
ホメロスの「イリアス」と同じくギリシャ最古の叙述詩。トロイヤ戦争が終わり母国へ帰還するオデュッセウスの冒険物語です。「イリアス」のオデュッセウスは英雄的で神々しく描かれていますが、本書のオデュッセウスは人間的に描かれています。ギリシャ悲劇を読まれる前に読むことをお薦めします。
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ホメロスの「イリアス…
ホメロスの「イリアス」と同じくギリシャ最古の叙述詩です。トロイヤ戦争が終わり母国へ帰還するオデュッセウスの冒険物語です。「イリアス」のオデュッセウスは英雄的で神々しく描かれていますが、本書のオデュッセウスは人間的に描かれています。ギリシャ悲劇を読まれる前に読むことをお薦めします。
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ヨーロッパの文学の源…
ヨーロッパの文学の源泉です。古典を読むことでその後の文学を理解することも大切です。
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トロイア戦争終了後、…
トロイア戦争終了後、海神ポセイドンの怒りを受け帰国中に難破した英雄オデュッセウスの、帰国までの苦難、さらに不在中、妻に言い寄り家を乱していた求婚者たちの誅殺するまでを描いた叙事詩である。数多くの英雄たちの奮戦を描く『イリアス』に比べて、あくまでオデュッセウス一人の物語という観が強...
トロイア戦争終了後、海神ポセイドンの怒りを受け帰国中に難破した英雄オデュッセウスの、帰国までの苦難、さらに不在中、妻に言い寄り家を乱していた求婚者たちの誅殺するまでを描いた叙事詩である。数多くの英雄たちの奮戦を描く『イリアス』に比べて、あくまでオデュッセウス一人の物語という観が強い。怪物に襲われたり、魔女の虜にされたり、また冥府に行くなど、オデュッセウスの冒険は波乱に満ち、面白い。今風のファンタジー小説にも近く、『イリアス』よりは読みやすいと思う。
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読む本に悩んでいるの…
読む本に悩んでいるのなら、「名作」と呼ばれる本を読んでみることをお勧めします。たとえばこの本。「不朽の名作」という評価の似合う本の一冊です。また、ジブリが好きな人なら是非読んでみましょう。この本に出てくる「ナウシカ」は『風の谷のナウシカ』のモデルになった登場人物、ほんの一瞬出てく...
読む本に悩んでいるのなら、「名作」と呼ばれる本を読んでみることをお勧めします。たとえばこの本。「不朽の名作」という評価の似合う本の一冊です。また、ジブリが好きな人なら是非読んでみましょう。この本に出てくる「ナウシカ」は『風の谷のナウシカ』のモデルになった登場人物、ほんの一瞬出てくるだけのこの少女に心魅かれ、性別を超えた憧れを抱くのは宮崎駿だけではないでしょう。
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