簡単、おしゃれで本格派 の商品レビュー

久保香菜子(著者)

2009/10/04

高校生のころから地元、京都の高級割烹で料理を学んだ著者は、大学卒業後、辻調理師専門学校で本格的にプロの料理を習得。出版社で編集を経験した後に料理研究家としてデヴュー。文中でみつけたの言葉、"和のだしはインスタント"は、和食の作り手であり、記事を作るプロでもある著者ならではのひと言かも・・・。
一番初めの一冊だからか、この本には煮物、揚げ物からデザートまで、それこそ料理屋さんでいただくレシピがフルラインナップ。
敷居の高そうな料理名に腰がひけそうになるものの、前半の煮物のページは秀逸！電子レンジでチン！とはいかないけれど、煮物のテクは一年を通して使えるお役立ちの優れものです。"和のだし"で、うちの煮物はすっかりヘルシーに変わりました。市販の煮物の味に疑問を持ったら、ぜひ試していただきたいと思います。