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トマスによる福音書 の商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2023/02/27

新約聖書外典のトマス福音書の成り立ちについての研究と、本文一つ一つに荒井氏による膨大な解説を付けてある。共観福音書との並行部分も並べて明記してあり、Q資料(これは、最近はないとする研究も出てきているらしいが)との関係も書いてあり、これ以上ないくらいわかりやすい解説書になっている。...

新約聖書外典のトマス福音書の成り立ちについての研究と、本文一つ一つに荒井氏による膨大な解説を付けてある。共観福音書との並行部分も並べて明記してあり、Q資料(これは、最近はないとする研究も出てきているらしいが)との関係も書いてあり、これ以上ないくらいわかりやすい解説書になっている。参考文献リストも整理されて完備。これを読むにあたって、新約聖書とグノーシス主義についての最低限の知識は必要だと思うけど…。 謎めいた本文の意図するところの解説は異論も併記しつつ平明で、著者?編者?のユダヤ人キリスト教、グノーシス主義との混交した立ち位置がしっかり分かるようになっている。こんなものを文庫で出してくれているなんて、恐ろしくなるくらい。ありがとう講談社学術文庫。

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2022/07/23

トマス行伝のようなキャラ描写はないが、語録を通じて「なぜグノーシス主義者はトマスを模範と奉ずるのか」は伝わってくる。

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2019/09/05

これは新約聖書を良く読んだ上級者向きです。 本質を捉えた語録。 本質を捉えた解説。 共に素晴らしいです。 サンプル語録 「彼らは空でこの世に来、再び空でこの世から出ようとしているからである。しかし今、彼らは確かに酔いしれている。」 「霊における真の割礼が全き効果を見出した...

これは新約聖書を良く読んだ上級者向きです。 本質を捉えた語録。 本質を捉えた解説。 共に素晴らしいです。 サンプル語録 「彼らは空でこの世に来、再び空でこの世から出ようとしているからである。しかし今、彼らは確かに酔いしれている。」 「霊における真の割礼が全き効果を見出した」 このような語録が一杯載ってます。 この言葉だけでも是非、吟味をお願いします。

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2018/04/22

知り合いの牧師からQ資料の存在については聞いてたんだけど、トマスの福音書を知ってビックリした。 トマスの福音書=Q資料 なのかどうかは分からないけど、こんな福音書があったことに驚き。 トマスについても、いろいろ教えてもらって、びっくりした。 南インドに宣教してた、とかね。 ...

知り合いの牧師からQ資料の存在については聞いてたんだけど、トマスの福音書を知ってビックリした。 トマスの福音書=Q資料 なのかどうかは分からないけど、こんな福音書があったことに驚き。 トマスについても、いろいろ教えてもらって、びっくりした。 南インドに宣教してた、とかね。 この人こそ、東と西が出会う場所に立っていたキーパーソンだ。

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2013/10/24

二十世紀になってから農夫が偶然発見した古文書、 異端として排斥され、失われた福音書、 と来たら、読まないわけにはいかないでしょ、 とミーハー気分で手に取ったが、難しすぎた。 ある程度のキリスト教および聖書の知識を前提として書かれているので、 入門編でも見つけて読んでから、出直し...

二十世紀になってから農夫が偶然発見した古文書、 異端として排斥され、失われた福音書、 と来たら、読まないわけにはいかないでしょ、 とミーハー気分で手に取ったが、難しすぎた。 ある程度のキリスト教および聖書の知識を前提として書かれているので、 入門編でも見つけて読んでから、出直します。

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2009/10/04

新約聖書外典と呼ばれる文書のひとつで、ナグ・ハマディ写本にふくまれている。 詳細な解説と本文の日本語訳は斯界の第一人者である荒井献氏によるもので信頼がおける。 聖書外典やナグ・ハマディ写本関連の本は文庫本ではほとんど出版されていないので貴重だと思う。 アメリカのオカルト映画...

新約聖書外典と呼ばれる文書のひとつで、ナグ・ハマディ写本にふくまれている。 詳細な解説と本文の日本語訳は斯界の第一人者である荒井献氏によるもので信頼がおける。 聖書外典やナグ・ハマディ写本関連の本は文庫本ではほとんど出版されていないので貴重だと思う。 アメリカのオカルト映画「スティグマータ(聖痕)」では「トマス福音書」が重要な鍵として出てくる。 必読です。 目次 1 トマス福音書の背景 2 トマス福音書のイエス語録―翻訳と注解 3 トマス福音書のイエス

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