オーデュボン伝 の商品レビュー
『アメリカの鳥類』出版が決まるところが、やはり胸躍る。鳥の詳細な名前が次々に出てきて、鳥に詳しくない私は難儀した。 妻ルーシーが少し出てくるが、登場人物はオーデュボン本人だけと言ってもいい。伝記なので当たり前だが、人物交流の記述に乏しい。反面、動物、風景に関する叙述は詳しい。 ...
『アメリカの鳥類』出版が決まるところが、やはり胸躍る。鳥の詳細な名前が次々に出てきて、鳥に詳しくない私は難儀した。 妻ルーシーが少し出てくるが、登場人物はオーデュボン本人だけと言ってもいい。伝記なので当たり前だが、人物交流の記述に乏しい。反面、動物、風景に関する叙述は詳しい。 ・オーデュボンの時代の鳥や花の絵は16,7世紀のフランドルやフランスの絵画。宮廷に飾る華やかな装飾。 ・当時の内外の批評家でオーデュボンの芸術性を評価できた人は居なかった。 ・ミニチュア版は売れた。 ・移動は、徒歩、馬、船。 ・タテ102センチ、ヨコ66センチ ・完成した冊数は175~200部。1973年当時135部のみ残存。
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