未知の次元 の商品レビュー
シャーマンによる純粋理性批判に通じる、更にその先の話だとか。 するとあれか?私の思う「決定されていない世界」の根っこ辺りの話なんだろうか。面白そうだ。
Posted by
ドン・ファンとカスタネダの第四作目。訳の監修者(青木保)もカスタネダと同じような境遇を経由している(p443タイなどで仏教の修行をした)。カスタネダ自身の経験や、その描写はどうしても読み飛ばしてしまう。ほんとうかどうかわからないし、どうでもいい。ただ、ドン・ファンの言っていること...
ドン・ファンとカスタネダの第四作目。訳の監修者(青木保)もカスタネダと同じような境遇を経由している(p443タイなどで仏教の修行をした)。カスタネダ自身の経験や、その描写はどうしても読み飛ばしてしまう。ほんとうかどうかわからないし、どうでもいい。ただ、ドン・ファンの言っていることが非凡だから、読み終えることができる。そこだけでも読む価値がある。そこだけでいい。 「[…]わしらは泡の中にいる。わしらは生まれた瞬間にその泡の中に入れられるのだ。最初、その泡は開いているが、それはしだいに閉まりはじめ、最後にはわしらを閉じこめてしまう。その泡がわしらの知覚なのだ。わしらは生涯その泡の中で暮らす。そしてその丸い壁に見えるのは自分自身の映像なのだ」[p372]
Posted by
カルロス・カスタネダの第4作目。 シリーズのうちでは、ターニングポイントになる本だから、はっきり言って、この本抜かしてそれ以降のシリーズ読んでも意味ないよ。 特に最終巻はね。
Posted by
すーちゃんは13回読んだって聞いた。大学の合宿で2回読み返し3回サボテン食って何となく解った気になった。きっとオツムも若かったし今より新鮮なバカだったから好かったのだろう。 『未知の次元』の冒頭に引用された詩。 孤独な鳥の条件は五つある 第一に、孤独な鳥は最も高い所を飛...
すーちゃんは13回読んだって聞いた。大学の合宿で2回読み返し3回サボテン食って何となく解った気になった。きっとオツムも若かったし今より新鮮なバカだったから好かったのだろう。 『未知の次元』の冒頭に引用された詩。 孤独な鳥の条件は五つある 第一に、孤独な鳥は最も高い所を飛ぶ 第二に、孤独な鳥は同伴者にもわずらわされず その同類にさえもわずらわされない 第三に、孤独な鳥は嘴を空に向ける 第四に、孤独な鳥ははっきりとした色をもたない 第五に、孤独な鳥は非常にやさしくうたう by サン・ファン・ラ・クルス 「光と愛のことば」 権力性から遠く離れて。愛と希望、自由と勇気。単独者である ことの、美しさです。
Posted by
- 1