解剖学教室へようこそ の商品レビュー
第1章 解剖をはじめる 第2章 気味がわるい 第3章 なぜ解剖をはじめたか 第4章 だれが解剖をはじめたか 第5章 なにが人体をつくるのか 第6章 解剖の発展 第7章 細胞という単位 第8章 生老病死
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解剖するとは、どういうことなのか?人は死んだらものになるのか?これらの哲学的疑問を平易な文章で書いてある本です。 解剖学の歴史を紹介し、分子や原子の話にまで解剖する。解剖学の哲学です。
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読み聞かせのような素朴な語り口調。学術書のような仔細な解説ではなく、完全にサワリだけ。解剖学よりか完全に理科の生物学のおさらい。
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高校生のとき、はじめて手にした養老先生の本がこれだった。じつに二十年ぶりに読み返してみて、その面白さが全然変わっていないことに驚いた。 解剖学教室の日常から始まって、ヒトはなぜ解剖をするのか、日本の解剖の歴史などが述べられていくのだが、単にそうした事実を並べるだけではなくて、そこ...
高校生のとき、はじめて手にした養老先生の本がこれだった。じつに二十年ぶりに読み返してみて、その面白さが全然変わっていないことに驚いた。 解剖学教室の日常から始まって、ヒトはなぜ解剖をするのか、日本の解剖の歴史などが述べられていくのだが、単にそうした事実を並べるだけではなくて、そこから言葉とは何かとか、心と体の関係など、深く切り込んでいくところが流石。 中学生向けに書いたというだけあって、とても平易な文章なので、誰にとっても読みやすいと思う。養老孟司入門的一冊。
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内容については詳しいレビューがあるのに、文章についてはまるで無い。著者の文体がとても好きな人が多くいるはずなのに。 この文体真似たくなるんです。でも、出来ない。それはなぜか?書ける内容、知識が相当な量あり、かつ明晰でないとすぐに書くことががなくなり、一冊の本が出来上がらない。無理...
内容については詳しいレビューがあるのに、文章についてはまるで無い。著者の文体がとても好きな人が多くいるはずなのに。 この文体真似たくなるんです。でも、出来ない。それはなぜか?書ける内容、知識が相当な量あり、かつ明晰でないとすぐに書くことががなくなり、一冊の本が出来上がらない。無理矢理本にしようと思ったら、スカスカの文章になる。だから所謂、文系の文章の方が書きやすい。ウソをつくり出し、ゴテゴテと飾り立てる誤魔化し言葉さえあれば良い。これは褒め言葉。 そうかと言って、理系の人がこの文章を書くことが出来るか?科学者の本を読めば分かる。全然出来ない。だからどうした?そう言われても、困る。
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(2002.02.06読了)(2001.12.21購入) (「BOOK」データベースより)amazon どうして解剖なんてするのか、気味がわるくはないのか。からだはどのようにできているのか、解剖すれば、ほんとうにそれがわかるのか。「動かぬ肉体」から説きおこし、歴史も未来も視野に入...
(2002.02.06読了)(2001.12.21購入) (「BOOK」データベースより)amazon どうして解剖なんてするのか、気味がわるくはないのか。からだはどのようにできているのか、解剖すれば、ほんとうにそれがわかるのか。「動かぬ肉体」から説きおこし、歴史も未来も視野に入れて、ヒトという存在をとらえなおす。
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「わからない」を「わかる」にするための説明というのは大変なんだとつくづく思った。 何かをわかりたいと思っている人に対して「わかる」というところに導くのにも確かな知識をもとにした順序立てた要領を得た説明を駆使しなければならない。ましてや「そんなのわかんなくてもいいよ」という相手に...
「わからない」を「わかる」にするための説明というのは大変なんだとつくづく思った。 何かをわかりたいと思っている人に対して「わかる」というところに導くのにも確かな知識をもとにした順序立てた要領を得た説明を駆使しなければならない。ましてや「そんなのわかんなくてもいいよ」という相手に対して、なす術などあるのだろうか? 随所に含蓄のあるお言葉が散りばめられている。中学生の息子に読ませたいが、きっと読まないだろうな… Mahalo
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どうして解剖なんてするのか、気味がわるくはないのか。からだはどのようにできているのか、解剖すれば、ほんとうにそれがわかるのか。「動かぬ肉体」から説きおこし、歴史も未来も視野に入れて、ヒトという存在をとらえなおす。
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バカの壁よりもだいぶ前になるのですが、学生時代にはじめて買った養老孟司さんの本です。この本がとても分かりやすくて興味深い内容だったので、以来養老さんの本を何冊も買いました。 おすすめです。
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4480041737 217p 2002・10・15 16刷 【医療の倫理 (岩波新書)】と関連性あり。
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