吸血鬼 の商品レビュー
小学生の頃読んで、と…
小学生の頃読んで、とても怖かった思い出があります。吸血鬼の話ではないですが、それ以上に怖いものがあります。
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美しい未亡人を争う二…
美しい未亡人を争う二人の青年。結末はドラマチックです。
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少年少女・ネタバレSALONO(ネタバレ注意!) 江戸川乱歩 吸血鬼 創作過程の推理もミステリー https://sfklubo.blog.jp/archives/21943917.html
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温泉宿で女性巡って毒杯での決闘をする二人の男を描くプロローグに始まり、ストーリーは妖艶なその女性の周りに起きる様々な事件を経て進みます。乱歩らしい雰囲気を堪能しました。一連の犯人はミステリを読みなれているとわかってしまいますが、誘拐、密室、死体消失等次々と解き明かす明智探偵の魅力...
温泉宿で女性巡って毒杯での決闘をする二人の男を描くプロローグに始まり、ストーリーは妖艶なその女性の周りに起きる様々な事件を経て進みます。乱歩らしい雰囲気を堪能しました。一連の犯人はミステリを読みなれているとわかってしまいますが、誘拐、密室、死体消失等次々と解き明かす明智探偵の魅力はバッチリです。ラストの事件は思わず、これはあれだわ!というトリックで思わずニヤリ。またこれが小林少年初登場作品だそうで、この後少年探偵団に繋がっていくのかと思うと感慨深いものがあります。
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これぞ昭和の活劇! 大衆小説になっての乱歩は松本清張に批判されたが娯楽に関して言えば80年前でもこのクオリティであり読者の期待を裏切らない。
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乱歩作品は地の文が紙芝居みたいに大げさなところが時代がかっていてとても好きです。「ああこれは一体どういうことであろうか!さてまた来週。」みたいに解決が焦らしまくられるのがもどかしくもあり、楽しくもあり。創元推理文庫版は連載当時の挿絵がついてるのですが、この挿絵がまた素晴らしい。 ...
乱歩作品は地の文が紙芝居みたいに大げさなところが時代がかっていてとても好きです。「ああこれは一体どういうことであろうか!さてまた来週。」みたいに解決が焦らしまくられるのがもどかしくもあり、楽しくもあり。創元推理文庫版は連載当時の挿絵がついてるのですが、この挿絵がまた素晴らしい。 犯人は早々に検討がついたけど、唇のない男の不気味さとか、倭文子がじわじわといたぶられる様とかが鬼気迫るものがありぞくぞく来ました。風船を使った空の逃走劇も、明智小五郎の「実はこれこれこういう仕掛けがあったのだよ、ははは!」の一言であっさり解決してしまう謎も、THE・古き良き時代の探偵小説!という感じで、楽しめました。やっぱり乱歩は面白い。 この作品で小林少年初登場だそうです。文代さんは肝据わっててかっこいいな。
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そういえば、江戸川乱歩ってまだ1作品しか読んだことなかったな~。 長編は初めてだ。 なんか、横溝正史の作品っぽい。 昭和初期の作品なのに、なんなのこのテンポの早さは! 今の時代、いろんなミステリー物が出回ってるけど、そういうのにも劣らず、ぐいぐいと惹き付ける話の展開。 何度か「...
そういえば、江戸川乱歩ってまだ1作品しか読んだことなかったな~。 長編は初めてだ。 なんか、横溝正史の作品っぽい。 昭和初期の作品なのに、なんなのこのテンポの早さは! 今の時代、いろんなミステリー物が出回ってるけど、そういうのにも劣らず、ぐいぐいと惹き付ける話の展開。 何度か「んーー、これはありえない」と思わせるイージーすぎる場面はあったにしても、これは今の時代でも読める。 結構、面白かった。 でも、なんで『吸血鬼』って題名なのか。。。。ちょっと疑問。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作「魔術師」で出てきた将来の明智夫人、文代が活躍する、と「魔術師」で語ってたので読んでみた。 警察「犯人が逃げたぞ!」 明智「大丈夫、文代さんと小林少年が尾行しています。彼らはそうそう見つかるものではない。さぁ追いましょう」 犯人「かかったな、つけられていることが気付いていたので、逆に貴様らをおびき寄せたのだ!」 えっ…。 さらに明智小五郎、被害者を芸術作品にする、という手法を見て 「こんなのは私も見たことがない」 って言ってたけど前回も前々回も人形とか石膏とかに埋められてたよね。。。 それはそうと、小林少年も初登場。 しかも別に物語の重要人物でもなんでもなく、 何の前触れもなく助手としてしれっと登場した。 そして相変わらずわかりやすい犯人! まぁ、そういう本だから仕方ないか。 さくっと読めました。 最早私の中ではキャラ読みの作品になっている。
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美貌の未亡人に迫る魔の手と対峙する名探偵・明智小五郎。 タイトルの吸血鬼は、人の生き血を啜るモンスターというよりは、 墓場から蘇るアンデッドのイメージで、復讐に執念を燃やす神出鬼没の怪人の意。 元々新聞連載だった作品ということで、 小刻みに山場を作ってアレコレてんこ盛りになってい...
美貌の未亡人に迫る魔の手と対峙する名探偵・明智小五郎。 タイトルの吸血鬼は、人の生き血を啜るモンスターというよりは、 墓場から蘇るアンデッドのイメージで、復讐に執念を燃やす神出鬼没の怪人の意。 元々新聞連載だった作品ということで、 小刻みに山場を作ってアレコレてんこ盛りになっているため、 果たして細部の辻褄は合うのか、ちゃんと落着するのか―― などと、余計な心配と共に読み進めたが、 「二回転半ひねり」ぐらいで意外にきちんと着地していたので驚いた(笑) というか、内容云々より、乱歩お得意の名(迷?)調子を堪能するが吉、 なんだろうな。 そして、岩田専太郎画伯の妖美な挿絵にウットリ。 ところで【自注自解】に、小林少年は初登場から時を経ても、 ずっと13~14歳で「少しも年をとらないのである」とあるのを読んで、 それこそ吸血鬼みたいじゃないか! とツッコミ入れたのは私だけじゃない……よね??
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