「教室の人権教育」何が実践課題か の商品レビュー
本文よりのメモ ・本来同和教育や人権教育は、人間同士がより豊かな関係を切り結べるようにするためのもので、小心になることを奨励するかのように「差別しないようにしましょう」というよりも、わくわくするような冒険心をもって「人と豊かにつながりましょう」ということこそ優先すべき。 ・本...
本文よりのメモ ・本来同和教育や人権教育は、人間同士がより豊かな関係を切り結べるようにするためのもので、小心になることを奨励するかのように「差別しないようにしましょう」というよりも、わくわくするような冒険心をもって「人と豊かにつながりましょう」ということこそ優先すべき。 ・本当の加害性自覚は、けっして謝罪にとどまらない。むしろ、謝罪の前提になる加害の事実と意味をていねいに確かめるとともに、謝罪のあとに何をするかということこそが重要。 ・(学校)行事の命は、成功するかどうかよりも、取り組みを通じて生まれる問題を子ども集団がどのように乗り越えていったかという点にある。 ・「厳しいなかでふんばっている子がえらい。その子を支えている子がそれに劣らずえらい」という価値観が重要。 ・権力関係は、弱い立場にある者から見たときどう見えているかということを基本に考えなければならない。
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