オロロン鳥 の商品レビュー
「北のペンギン」と呼…
「北のペンギン」と呼ぶに相応しい、飛べるスマートなペンギンの様なこの鳥に非常に興味を持てた。そんな貴重な鳥が絶滅寸前であるという事も。近年増え続けて生態系を崩しているカラスやカモメの襲撃に怯える事なく、安心して繁殖できるコロニーを確保するにはどうすれば良いのか? 考えざるを得なく...
「北のペンギン」と呼ぶに相応しい、飛べるスマートなペンギンの様なこの鳥に非常に興味を持てた。そんな貴重な鳥が絶滅寸前であるという事も。近年増え続けて生態系を崩しているカラスやカモメの襲撃に怯える事なく、安心して繁殖できるコロニーを確保するにはどうすれば良いのか? 考えざるを得なくなってしまう。
文庫OFF
北海道の天売島で、「オロロン鳥」ことウミガラスの、研究と保護・繁殖にたずさわってきた著者が、その取り組みを振り返りつつ、人間と生態系との関係について考察をおこなっている本です。 オロロン鳥の減少の理由を突き止め、繁殖のための擬岩やデコイ(鳥模型)を設置するなどの努力をおこなって...
北海道の天売島で、「オロロン鳥」ことウミガラスの、研究と保護・繁殖にたずさわってきた著者が、その取り組みを振り返りつつ、人間と生態系との関係について考察をおこなっている本です。 オロロン鳥の減少の理由を突き止め、繁殖のための擬岩やデコイ(鳥模型)を設置するなどの努力をおこなってきた経緯や、さらにはオロロン鳥のヒナをねらうオオセグロカモメやハシブトガラス、ネコといった生物とのいたちごっこなどのドキュメントは、臨場感がありおもしろく読みました。それと同時に、人間の生活とさまざまな生物が暮らす環境との間に密接な関わりのあることが具体的に理解でき、考えさせられるところも多くありました。
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