せつない話(第1集) の商品レビュー
一番初めの「手品師」…
一番初めの「手品師」という話を読んで、すぐにのめりこみました。山田詠美さんが選んだ作品集ということにばかりひかれて買ったのですが、他の作家さんにも関心がわくきっかけをくれた1冊になりました。
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作家の嗜好を知ること…
作家の嗜好を知ることで、作家自身の小説を違った角度から感じる事ができる、そんな楽しみがアンソロジーにはあります。破天荒なイメージのある山田詠美の奥の深さを感じることのできる短編集です。
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地味な作品、あまり有…
地味な作品、あまり有名でない作品も含めてアンソロジーを作っています。どれもせつないけど、その切り口が興味深いものが多かったと思います。
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吉行淳之介「手品師」…
吉行淳之介「手品師」、サガン「ジゴロ」など著者が選出したせつない小説15編収録の作品集。「せつない」という言葉では説明しにくい気持ちを感じられる作品ばかり。
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短編で、個性ある作品…
短編で、個性ある作品ばかり。でもせつない話”という題めいとちょっと結びつかなかったような。何年か後にもう一度読み返したいと思う。
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日本と欧米の作家が書…
日本と欧米の作家が書いた話を14編、山田詠美さんが選んでいます。胸の奥にちょっと響く話が詰まっています。
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たまにこんな話が読…
たまにこんな話が読みたくなる。読んでじっくりと世界に浸るのもいいだろう。この作品は14編の短編からなっていて ひとつひとつがちょーっと短すぎたカナって気がします
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おとなのためのせつな…
おとなのためのせつない話です。私にはまだあまり共感できるほど人生経験がつまれていません。大人の世界です。。
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オチてる話が一個もない。やたら性描写が多い。 雰囲気や過程を描くのを重視する人向け。せつなくならなかった。
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日本と欧米の14人の作家の書いた切ない物語を山田詠美さんがセレクト。山田詠美さん自身の作品も。先日亡くなられた田辺聖子さんの作品「恋の棺」が一番切なく胸がきゅっと痛みました。普段あまり外国の作品を読まない私でしたが今回、D・H・ロレンス、アルベール・カミュ、フランソワーズ・サガン...
日本と欧米の14人の作家の書いた切ない物語を山田詠美さんがセレクト。山田詠美さん自身の作品も。先日亡くなられた田辺聖子さんの作品「恋の棺」が一番切なく胸がきゅっと痛みました。普段あまり外国の作品を読まない私でしたが今回、D・H・ロレンス、アルベール・カミュ、フランソワーズ・サガン等の独特の表現力溢れる作品も堪能することが出来ました。全体的に古典的な雰囲気を感じて難しかったけどなかなか良かったです。せつないという感情の定義について山田詠美さんは「五粒の涙」で語っています。読後はせつなさのバリエーションが少しだけ広がったような気がします。
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