仕事が俺を呼んでいる の商品レビュー
優しい目線の厳しい職業意識 就職雑誌B-ingに掲載していた短編集。毒舌なはずの矢作俊彦が特に誰も敵を回さずに気持ちの良い短文を書いている。主人公は商社、本屋、塾講師、など様々な職業だ。 就職雑誌だから、職業意識がテーマになっており、どの篇もその職業なりに高い意識を...
優しい目線の厳しい職業意識 就職雑誌B-ingに掲載していた短編集。毒舌なはずの矢作俊彦が特に誰も敵を回さずに気持ちの良い短文を書いている。主人公は商社、本屋、塾講師、など様々な職業だ。 就職雑誌だから、職業意識がテーマになっており、どの篇もその職業なりに高い意識を持つことを是とする表現になっている。どんな職業でも矜持を持つことはできる、と。 大変、気持ちが良い。こんな矢作俊彦は会ったことが無かった。 1987年に連載していて1993年に出版された。私は、1992年からパートタイムからフルタイムに、何のことは無い大学生から会社員になったのだが、以降幾度となく、会社組織と職の板挟みになった気になったが、これを読んで心を落ち着かせた。 1993年読了。
Posted by
- 1
