落語的学問のすすめ の商品レビュー
かなり笑えます。しか…
かなり笑えます。しかもタメになる!電車の中では思いっきり笑えないので、家で読んで下さい。
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関西の大学で講師をや…
関西の大学で講師をやった文珍さんの講義録。しゃべり言葉をそのまま起こしてあるので、臨場感あります。当時の時事問題もさりげなく盛り込まれているので懐かしいと同時に、それに対する文珍さんのコメントが今でも通用することに、「進歩ない…」と思ったり。
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桂文珍の実際に行った…
桂文珍の実際に行った講義録。できれば生で受けたかった。
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桂文珍による関西大学…
桂文珍による関西大学の講議録。この本で文珍を見直しました。
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実際に著者が大学で教…
実際に著者が大学で教えた内容をまとめた講義録。読んでいるだけで面白いので、実際の話ならもっと面白いのでは。
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落語家、桂文珍が大学…
落語家、桂文珍が大学で講義したものをそのまま本に起こしたもの。さすが落語家と思わせるのは、大事なことを理解しやすく書かれているところ。ためになるといっても、説教くさい文章ではなく、「ひまつぶし」程度の気持ちで最後まで読んでしまえる。ただし、電車内で読むと、笑ったり感心したり、百面...
落語家、桂文珍が大学で講義したものをそのまま本に起こしたもの。さすが落語家と思わせるのは、大事なことを理解しやすく書かれているところ。ためになるといっても、説教くさい文章ではなく、「ひまつぶし」程度の気持ちで最後まで読んでしまえる。ただし、電車内で読むと、笑ったり感心したり、百面相してしまうので注意が必要。
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落語家の方がある大学で講義をした際の発言を書き起こした内容。講義の内容は時事の問題の解説に落語を絡めたものが多く、生徒を客として飽きさせないように会話を選んで話を進めている印象。どこまでがアドリブなのかはわからないが、普通の先生ではこうは行くまい。 大まかには物事を俯瞰して見て...
落語家の方がある大学で講義をした際の発言を書き起こした内容。講義の内容は時事の問題の解説に落語を絡めたものが多く、生徒を客として飽きさせないように会話を選んで話を進めている印象。どこまでがアドリブなのかはわからないが、普通の先生ではこうは行くまい。 大まかには物事を俯瞰して見て、要点をつかみ、どうしてそうなっているのかを考えて他に活用せよという講義と理解した。落語という物自体古いものではあるが、続いてきたからには良い点があり、その理屈を理解すれば、きっちり他にも活かせるだろうと。 全編を通して口語で、文中に(笑)が良く使われているのが印象的。きっと客である生徒を授業に引きずり込むための術だったのだろう。個人的には(笑)がない1行2行の鋭い発言がその授業で最も言いたかったことのようにも感じた。
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文珍が、すごい。 一冊読み終えてみて、彼の利かせる機転に感動する。 知識の豊富さもさることながら、学生の声に耳を傾け頻繁に授業は脱線、けれど毎度しっかり落として時間内に終わらせる。 解説の谷沢さん曰く、文珍は要点摑みの名手であり常に物事を俯瞰して見ているそうだ。本質を捉えた言葉が...
文珍が、すごい。 一冊読み終えてみて、彼の利かせる機転に感動する。 知識の豊富さもさることながら、学生の声に耳を傾け頻繁に授業は脱線、けれど毎度しっかり落として時間内に終わらせる。 解説の谷沢さん曰く、文珍は要点摑みの名手であり常に物事を俯瞰して見ているそうだ。本質を捉えた言葉があまりその重みを感じさすことなく飄々と散りばめられている。 さすが噺家、座布団なくても面白い。 伝えること、人の心を摑むことに長けている。
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「落語的学問のすすめ」3 著者 桂文珍 出版 新潮社 p85より引用 “同じ所で笑えるんであれば、これはほとんど感性、感覚が一緒 ですからね、その人と結婚したほうがラクです。” 落語家である著者による、大学での講義内容をまとめた一冊。 落語的ギャグの感覚についてから放送の...
「落語的学問のすすめ」3 著者 桂文珍 出版 新潮社 p85より引用 “同じ所で笑えるんであれば、これはほとんど感性、感覚が一緒 ですからね、その人と結婚したほうがラクです。” 落語家である著者による、大学での講義内容をまとめた一冊。 落語的ギャグの感覚についてから放送のハードとソフトの問題に ついてまで、大学の講義と分からないくらい面白く書かれていま す。 上記の引用は、ゲーテの言葉について書かれた部分での一文。 同じ感覚を楽しめるうちは良いのでしょうが、長く時間を過ごす うちに、同族・同類嫌悪の気持ちが強くなってしまうと、ちょっ としんどいだろうなと思いました。 難しいのは、してみないとわからないというところだろうなと思 います。 ーーーーー
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桂文珍が関学で臨時講師をしていた時の講義を文字起こししたもの。 まぁおもしろい、非常に勉強されていますよ。 私、文珍さんは非常におもしろく、取っつきやすいと思っているのですが、 ちょっと怖いんです。賢いさが見えることが怖い。 いつも笑顔だけで本心が見えない感じがするところが怖...
桂文珍が関学で臨時講師をしていた時の講義を文字起こししたもの。 まぁおもしろい、非常に勉強されていますよ。 私、文珍さんは非常におもしろく、取っつきやすいと思っているのですが、 ちょっと怖いんです。賢いさが見えることが怖い。 いつも笑顔だけで本心が見えない感じがするところが怖いのです。 文珍さんの後書きに書かれている、 学生の印象ですが、 かまって欲しがる。 与えてほしがる。 何かを求める。 そして、求めるが、自ら与えることはしません。 自己をアピールし、権利を主張しますが、 義務は忘れる、これが特徴です。 非常に納得できます。 といってもこの初出は平成元年です。 ということはこの当時の学生は私の世代とも言えます。 今の学生も変わっていないのではないでしょうか、 当時文珍さんに見破られた学生はどうなったのでしょうか。 私はどうなっているのでしょうか。 私もなにか義務を忘れていないだろうか。 20年以上前の当時の若者に対する所感は 今も私が感じるものであります。 さて、どうやっていこうか。
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