教えるということ の商品レビュー
「教える」という立場に立って、ただがむしゃらに2年過ごして来たのだけれど、もっとしっかりと手立てを考えなければならないと思った。 できる。 忙しいのを言い訳にしてはいけない。 できる。 責任ある立場にいるのだから。 できる。 やらなければならないんだ。
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大村はま 先生の 「教えるということ」 を読みました。 「人に世話をやかれず,教室にはいつも自分一人,相手は自分よりも年の小さい弱い人ばっかりというぐあいで,しかも子どもがどんなに喜んだような顔をしていても,それに惑わされず,ほんとうによい仕事をしているかどうか,き...
大村はま 先生の 「教えるということ」 を読みました。 「人に世話をやかれず,教室にはいつも自分一人,相手は自分よりも年の小さい弱い人ばっかりというぐあいで,しかも子どもがどんなに喜んだような顔をしていても,それに惑わされず,ほんとうによい仕事をしているかどうか,きびしく自己規制ができる人,それが先生です。」(本文抜粋) 「職業人に徹するということは,子どもが一人で生き抜くためにどれだけの力があったらよいか,それを鍛えぬこうとするのが,それが先生の愛情だと思いますし,ほんとうに鍛えぬく実力が先生の技術だと思います。」(本文抜粋) 大村はま先生の講演会を本にまとめたものです。 先生としての在り方、生き方に対することが書かれた本であると感じました。 特に印象に残ったのは、 教師になる人間は、子どものことが好きなのは、そうであるけれど、本当の愛情は、その子が、一人で生きていくときに泣かなくていいような力をつけてやることだ、 というところです。私たちが教えるのは、教科であるけれど、決してそれだけではない。 一人で生きていくために、子どもにどんな力をつけさせたいのか、そうしたことを常に考えていかなければならない、強くそう感じました。
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日頃学生を指導していて、分かっちゃいるけどやってしまう、よくない習慣と対応。そしてマンネリ化。そんなマイナス面をズバズバと指摘してくれる、先生のための指南書です。 本が編集された時代は古いですが言っていることは現代でも通じる正論。先輩先生が指導論を自分のために説いてくれているんだ...
日頃学生を指導していて、分かっちゃいるけどやってしまう、よくない習慣と対応。そしてマンネリ化。そんなマイナス面をズバズバと指摘してくれる、先生のための指南書です。 本が編集された時代は古いですが言っていることは現代でも通じる正論。先輩先生が指導論を自分のために説いてくれているんだと思いながら、心に刻みつつ読むのがよいかと思います。 基本的に講演内容を書き起こしたものなので、話しかける口調で文章は進んでいきます。私的には読みやすく感じました。 ただ、記載された3つの講演のうち、最後の講演はあまり心には響かなかったかなぁ。。 そんな正論分かっちゃいるけどできないんだよ・・・。とか思った時点で負けであり、教師としての自覚を失っちゃってるんでしょうなぁ。。。
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大学院進学に当たって、大村はまさんの著書を読むべきだと聞き、 今回ようやく一冊見つけて、読むに至りました。 小学校の教師を目指す上で、確かに一度は読んでおきたい内容といった感じでした。 あと、はま先生の独特な喋り方、流暢で魅力的な語り口調は、読んでいるのに思わず聞き入ってしまう…...
大学院進学に当たって、大村はまさんの著書を読むべきだと聞き、 今回ようやく一冊見つけて、読むに至りました。 小学校の教師を目指す上で、確かに一度は読んでおきたい内容といった感じでした。 あと、はま先生の独特な喋り方、流暢で魅力的な語り口調は、読んでいるのに思わず聞き入ってしまう…そんな感覚を味わいます。 本作「教えるということ」は、はま先生がどこかで講演なさった時の内容で、最初のお話は、はま先生のルーツを知るものです。もう一つは、はま先生が私のように教師を目指す若者に対して行われた講演会の内容です。 「教師」という職業の重みを良い意味で痛感する一冊でした。
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この本に出会ってなかったらと思うと正直怖いです。 子供好きで学校がすき。それと学力と熱意で教師になれると漠然と思っていたからです。 教師は職人であり、責任があり、学力をつける専門職。そういうことを意識して、これからまた、教師目指して頑張りたいです。 事あるごとに、この本に目を通し...
この本に出会ってなかったらと思うと正直怖いです。 子供好きで学校がすき。それと学力と熱意で教師になれると漠然と思っていたからです。 教師は職人であり、責任があり、学力をつける専門職。そういうことを意識して、これからまた、教師目指して頑張りたいです。 事あるごとに、この本に目を通して、心に大村はまさんのことばをしっかり刻んでいけたらと思います。 私のバイブルに決定です。
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初任者必読。 教師は職人である。 心だけでなく、技を磨く必要あり。 ただこの本には、具体的にどのような技術をみがいたらよいかが書かれていない。 2008年04月27日読了。
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ずっと家にあった本。教師を目指しはじめた頃から手にとって読むようになりました。教師の仕事ってどんなものなのか、教育の現場にかかわるひとや関心をもつひとにとってのバイブルになります。でもきっと、誰が読んでも学びのタネがたくさん埋まってる!そんな本です。(えりさん)
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