「超」整理法 の商品レビュー
机の上に山済みの書類…
机の上に山済みの書類がある方。必ず片付きます。私でも出来ました。パソコン関係の内容は少し古いです。
文庫OFF
「分類するな」確かに…
「分類するな」確かに、このアドバイスは、現実的です。実際に情報を多量に扱う人だからできる、現実的アドバイス。情報整理の考え方として参考になります。
文庫OFF
大切なのは考え方
1993年発売、既に10年以上が経過していますが、今も頷ける内容が詰まっています。パソコンの(直接的な)活用法などに関しては古い部分もありますが、大切なのは考え方。意外にできていないこと、が発見できます。
りょうこ
随分前に読了していた。書類を時系列で配列して、古くなった物から破棄するのは合理的ではあるが、年度単位で仕事をしている人から見ると(毎年決まった時期に特定のイベントがある等)、そうはいかないと感じた。整理出来ない私の言い訳ね
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整理を分類ではなく時間系列で行う は、目から鱗だったけど納得しかなかった…… 分類Aに資料入れてても、その資料が分類Bにも当てはまる時、どうして良いか分からないもん
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古い。1993年の本。お勧めされたので、読んでみたけど……情報が古い。 応用できるというのもわかるのだけど、それでも現代には合わない点が多いような気がする。出版された時点では画期的だった……というのはわかるけれど、時代はもうずっと先に行ってしまっていて応用しなくても、スマホの写真データなんてまさしく『時間軸』でしか保存してないぞと思ってしまった。いや。私の場合はデジカメだけど。 この本は章ごとに最後にまとめを書いてあるので、読みやすい。 序章 あなたの整理法はまちがっている なるほど……と思いながら、そんなに書類が積まれる仕事も日常も送ってないので大丈夫とおもってしまった。今の時代ペーパーレスも進んでる……とはいえ、まだ紙媒体も残ってるけど。困るほどの紙があふれることはない。この本に何が書いてあるのかがわかる。 第一章 紙と戦う「超」整理法 紙の書類の整理法が書かれている。言いたいことはわかる。効率的なのだろうなという事も。大量の紙でなくてもそれなりの紙や多少の郵便物でも応用できそう。 第三章 整理法の一般理論 整理法を4種類に分けて説明してる。なるほどとは思うけど、ピンとこない。1993年の空気をビシビシ感じるような気がする。 『しかも、現在では、女性の社会的活動の場が拡大したので、秘書のコストはますます高くなっている。』159p そういう時代だったんだなという一文も混ざっている。これ、今の時代に言うと女性差別ね。秘書の仕事(仕事の補佐)は女性がやるものというのはアウトだし、他の仕事も女性がするようになったから、秘書のコストが高くなったって酷い言い草だなと思う。 終章 高度知識社会に向けて 個人の情報処理能力は高まり、ハイテク産業などが盛んになるはずだ……となってるけど、現実はそうなってない。 知識に対する投資が必要とも書かれてるけど、国は教育にお金を極力使わない方向になってるし、少子化が進む予定で学校もその他施設も計画が立てられている。 さらに子供たちは競争にさらされ、多数の情報に踊らされて……一種の地獄かなという風景が広がっている。 ランドセルは軽くなり、軽くなった分、教科書その他必要教材が増えて総量が重くなっているのが今の子どもたちの現状。これって、大人も同じで『個人に求められる能力』だけが高くなっているけど、教育も環境もガリガリ削られている。仕事だってインターネットなど様々な機器を使って時間短縮になった分、『個人で背負いきれない仕事を割り振られる』でも『手取りは固定(時給が上がった分、税金で引かれる)』みたいなことになっている。 この本には『文教および科学振興費』の対GDP比率が下がっていることも書かれてた。今もさほど変わらいっぽい。ざっと調べた。 1993年はまだ未来に希望があった時代なのだろうなと思う。 もっといい時代が来るはずだという期待感を感じた。 情報は古いけど、今でも使える部分はある本。ただ、読んだらいいよとはお勧めできない。大半が今はほぼ使えないかスマホによって『電子機器での管理』に変わってしまっている。 ペーパーレスはまだまだ進んでないけど、個人ではスマホアプリでほぼ管理可能なのでわざわざこの本を読むメリットは少ない。
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紙の書類、電子的情報(ワード、エクセルなどのファイル)をどのように整理し、必要な時に探し易くしたらいいかを検討した本。 情報を整理するときにまず考えられるのがテーマ毎の分類である。しかし、分類では、複数のテーマを跨ぐ物をどう扱えばよいか分からなくなる(こうもり問題)や、かつて何...
紙の書類、電子的情報(ワード、エクセルなどのファイル)をどのように整理し、必要な時に探し易くしたらいいかを検討した本。 情報を整理するときにまず考えられるのがテーマ毎の分類である。しかし、分類では、複数のテーマを跨ぐ物をどう扱えばよいか分からなくなる(こうもり問題)や、かつて何という名前で分類したか失念する(〈君の名は〉シンドローム)などの問題が生じる。 著者は情報は簡単にラベリングしつつも、入手した順に並べ、利用した情報を先頭に戻す方法を提唱している。 そうすることで、時間が経てば上には最新の情報と直近使った情報。下には使わない情報。真ん中は選別中の情報に分けられ、下のものも適宜断捨離できると言っている。 ↑は紙の情報を扱う時に有効そうだった。現代だとフォルダの作り方などになる。著者の方法を活用してある程度ざっくりフォルダで分けて、それ以下は日時をつけたフォルダを更新順にソートするのが有効かもしれない。試してみたい。ただし、他人と共有する場合はその方法は通じない。 洋服の整理にも使える気がした。 整理方法に加えて、思考を生み出す方法も記載されていた。①アイディアをメモってドラフトし。②書籍や他の人に壁打ちをしてもらい。③最後に部屋に篭ってじっくり最終化する。 といったプロセスで仕事で無意識に行なっていた流れがそれと知れてよかった。 1993年に書かれてるのでかなり古く、現在と状況は違うものの本質的な部分で通じるところがあり大変参考になった。
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開始:2023/3/29 終了:2023/3/31 感想 情報の整理から知識の生産へ。少し前の書物だが現代にも十二分に通用する。エントロピーを増大させない整理法。実践と思考の中で磨く。
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著者が知の巨人と言われるだけあって、 着眼点や論の進め方から新たな気付きがありました。 第四章、終章は、とても印象深い内容でした。
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個人の紙を片付ける整理法は時間軸法。 分類などしては非効率的のようだ。 パソコンデータは古すぎて当てになるかはわからないが、紙の整理は一理ありますね。
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