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ギリシア・ローマ抒情詩選 の商品レビュー

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2010/04/08

古代ギリシアといえば、もっぱら悲劇が読まれる。それは、演劇としても上演されるからであるが、訳されているのに、「悲劇」しか入手できないという事情が大きい。岩波文庫がこの書物を重刷した英断の喜びにあずかり、みなさんにおすすめしたい。

Posted byブクログ

2010/01/27

この本のほとんどが、理解出来なかった。 言葉の意味がわからなかったためだ。 だが、この中にある 「恋と憎み」 は好きだと思った。  憎いながらに なほ恋しとは   どうしたわけと 問はれもせうが、  ただ由故もなく かう成りはてて   切り虐まるる 身の因果。 という内容だ。 憎...

この本のほとんどが、理解出来なかった。 言葉の意味がわからなかったためだ。 だが、この中にある 「恋と憎み」 は好きだと思った。  憎いながらに なほ恋しとは   どうしたわけと 問はれもせうが、  ただ由故もなく かう成りはてて   切り虐まるる 身の因果。 という内容だ。 憎い相手であるはずなのに、 恋しくなってしまう。 というのが、好きだと思った。 そして、 ただ由故もなく、こうなってしまった。 という状態。 嬉しい気もするけれど、辛い。 こういう詩は好きです。

Posted byブクログ