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日本古代遺跡の謎と驚異 の商品レビュー

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2019/03/06

1992年から2000年に、四冊の著作がある著者の、これが最初の著書。 古墳や巨石、神社の地理的な配置に、古代人の意図的な配置を見いだしていく著者の推理に圧倒されます。 前方後円墳の、円部と方部の長さの比率、長径の方位などから、三角関数と方程式を使って関係性を導いていくのですが、...

1992年から2000年に、四冊の著作がある著者の、これが最初の著書。 古墳や巨石、神社の地理的な配置に、古代人の意図的な配置を見いだしていく著者の推理に圧倒されます。 前方後円墳の、円部と方部の長さの比率、長径の方位などから、三角関数と方程式を使って関係性を導いていくのですが、それだけではなく、『万葉集』の構成や文字の使い方に論拠を求めるという、理数系と文系を融合した推理が実に見事。 数字的な部分が取っ付きにくいですが、この辺りがもっと取っ付きやすければ、飛鳥昭雄先生の著作のようなサイエンス・エンターテイナーになったかもしれないですね。 前方後円墳の表・図面、著者が矢印や数字を細かく書いた数多くの地図。著者の細かすぎるこだわりに、恐ろしさと楽しさを感じましたよ。

Posted byブクログ