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眠りの森 の商品レビュー

3.5

789件のお客様レビュー

  1. 5つ

    76

  2. 4つ

    285

  3. 3つ

    326

  4. 2つ

    41

  5. 1つ

    5

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2024/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・葉瑠子が釈放された時や真相など、美緒と葉瑠子の友情にジーンときました。 ・今までの東野圭吾さんの作品ではヒロイン枠が犯人というケースがなかったこともあり、美緒のこと全く疑ってなかったので、最後ビックリでした。 ・加賀恭一郎シリーズを読んだのは2冊目ですが、このシリーズでは神聖な空気(?)を感じることができて、思い浮かべる情景がキレイになるところが好きです。加賀が程よく真面目な人物だからでしょうか。 ・美緒の心の中をもう少し知りたくなりました。強い女性なのか、弱い女性なのか。美緒がこれからどんな人生を歩むのかとても気になります。 ・バレエを観に行きたくなりました。バレリーナの頑張りを生で感じたい!

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2024/01/23

硬派な男と勝手に思っていたが、意外と恋多き男だったのだなと、本筋とは違う感想も抱いた。 肝心の物語としての面白さはどうかというと、とても楽しめた。 この人がなぜ事件に巻き込まれるの?次は誰が?などのようにスリリングな展開があった。 秋山、清原、ファミコンなど、懐かしのワードも作中...

硬派な男と勝手に思っていたが、意外と恋多き男だったのだなと、本筋とは違う感想も抱いた。 肝心の物語としての面白さはどうかというと、とても楽しめた。 この人がなぜ事件に巻き込まれるの?次は誰が?などのようにスリリングな展開があった。 秋山、清原、ファミコンなど、懐かしのワードも作中にたくさん出てきて時代を感じさせられた。 加賀恭一郎シリーズの次作も楽しみだ。

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2024/01/21

これ、35年前くらいの作品なのね プロ野球の秋山、清原が現役だったり、ポケベルだったり懐かしみがいっぱいでした

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2024/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

展開はあるものの決定的な流れにはならず、 え?!?!もう、読み終わっちゃうよ⁉️⁉️ ってレベルで解決が遅くてビックリした。 あと、最後「守ります」ってキスしたのが 個人的にはきめぇの何の。 美緒ちゃんがあんたのこと好きかまだわからんやろ!!!!こういう野郎がストーカーになるんだよ………。と思った。つぎどうなってるか楽しみです。 (風間一途ぶってるけど、彼女いたのも気になった)

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2024/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎シリーズ第二弾。大学生から警察官へ。 やはり学生時代の仲間は出てこない。匂わす文脈はあるものの。 事件の舞台はバレエ団、またまた自分の知らない世界の奥が知れた。 ほぼほぼ殺人事件を追う刑事モノの展開だったのだが、最後の数ページで、気持ちがどっと重くなる。 未緒の不運が悲し過ぎる。でもなんとか最後の舞台はこなせれたのでギリギリ安心できた。で、加賀が好きになるのもわかる。 加賀との今後はどうなり、次巻ではどうなっているか気になり過ぎる。

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2024/01/11

とあるバレエ団を中心に据えたミステリー小説。 「卒業」に続く加賀恭一郎シリーズの第2弾。 厳しく刹那的なダンサー世界を描いた悲哀の物語。 前作では学生だった加賀が刑事になっており、 バレエ団での殺人事件の真相に深く迫ります。 あまりにも深く迫りすぎて、自らの感情を抑えられなくなる...

とあるバレエ団を中心に据えたミステリー小説。 「卒業」に続く加賀恭一郎シリーズの第2弾。 厳しく刹那的なダンサー世界を描いた悲哀の物語。 前作では学生だった加賀が刑事になっており、 バレエ団での殺人事件の真相に深く迫ります。 あまりにも深く迫りすぎて、自らの感情を抑えられなくなるラストの情熱的な加賀は印象的でした笑 私もダンサー経験があり、バレエ団の面々の境遇や情熱、人間関係からは、良し悪し含めて当時の世界観が蘇るようでした。 以下、余談ですが、読了後、ドラマ版も観ました。 加賀はニューヨークに行き、針がサンドアートになっているなど、原作との違いはあれど、感情的なシーンが多く、こちらも楽しめました。 個人的には、柄本明演じる太田刑事は特に良い味が出ていました。

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2024/01/11

加賀恭一郎シリーズ第二弾。前回の「卒業」と同様、悲しい物語ですね。 ただ、東野圭吾の作品はトリックというか登場人物の関係が複雑すぎると思うのは私の頭が悪いからでしょうか。なにもそこまで複雑にさせなくてもって思うことあります。

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2023/12/29

東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ② バレエ団で起きた正当防衛事件。 これはただの正当防衛ではない。 そこには明かされてはならない禁断の過去が… ポケベルや固定電話など、時代を感じさせるだけでなく、行間の狭さにも時代を感じます笑

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2024/03/24

自分がバレエを習っていたので親近感が湧いて読みたくなった。やはりスポーツをやり続けるのはとても難しいことだと思わされた。中でもバレエはとても繊細で厳しい世界であり、精神的、身体的な何か一つバランスが崩れると、まるで世界が歪んでしまうかのようにできていると考える。登場人物それぞれが...

自分がバレエを習っていたので親近感が湧いて読みたくなった。やはりスポーツをやり続けるのはとても難しいことだと思わされた。中でもバレエはとても繊細で厳しい世界であり、精神的、身体的な何か一つバランスが崩れると、まるで世界が歪んでしまうかのようにできていると考える。登場人物それぞれが主役級の存在であり、加賀の恋路も描きながらという盛沢山な仕上がりで、途中聡明なトリックも素晴らしかった。今までにあったどこか遠くを見ているような未緒の不可解な行動は何か謎だったけれど、最後に未緒の抱えていた複雑な心の内を理解した瞬間胸が痛くなった。

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2023/12/03

こんなハッピーエンドもあるものかと感じた。 きちんと推理小説なのに文学的な悲哀が描かれていて、作品に没頭した。 以前、ドラマを見て小説ではどうなるかとずっと思っていたが、今回達成できて嬉しいです。 青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが 正当...

こんなハッピーエンドもあるものかと感じた。 きちんと推理小説なのに文学的な悲哀が描かれていて、作品に没頭した。 以前、ドラマを見て小説ではどうなるかとずっと思っていたが、今回達成できて嬉しいです。 青年刑事が追う踊り子の美しくも哀しい秘事華麗な舞を舞うバレエ団のプリマが 正当防衛とはいえ、レッスン場に忍び込んだ男を殺害してしまった。 捜査に当った青年刑事は次第にあるバレリーナに魅かれていく。 加賀恭一郎シリーズ

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