通貨烈烈 の商品レビュー
中国が台頭した2018年現在、残念ながら年月が経過し過ぎて、理解不可能な個所があった。 しかし、国家同士の自国通貨のあるべき金額価値の主張・衝突の臨場感は、充分伝わってきた。 実弾が飛び交わない頭脳戦の最たる証言ノンフィクション。 新参者の中国だけでなく、仮想通貨がある現代にお...
中国が台頭した2018年現在、残念ながら年月が経過し過ぎて、理解不可能な個所があった。 しかし、国家同士の自国通貨のあるべき金額価値の主張・衝突の臨場感は、充分伝わってきた。 実弾が飛び交わない頭脳戦の最たる証言ノンフィクション。 新参者の中国だけでなく、仮想通貨がある現代において、為替予想が不可能なのは、当時から変わっていないはず。
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1992年刊行。プラザ合意からブラックマンデーまでのG5(特に日・米・西独)各国の蔵相・中銀総裁・大蔵事務次官らの葛藤、対外交渉、国内外の利害関係者との葛藤や衝突を時系列に沿い、かつ、各国毎の利害得失を浮き上がらせつつ、政治劇のごとく生々しく再現。一般にバブル景気発生・崩壊に関し、当時の経済政策のバブルへの寄与度等、経済政策的分析・要因解読の書は数多存在するが、本書のように、パワーポリテックスの支配する外交ゲームを軸にして解読した書は多くないようにも。その意味で貴重。著者らしく内容も重厚で読み応え十分。
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