1,800円以上の注文で送料無料

バルト海のほとりにて の商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/07/06

いつの時代にも優秀な方がいて それ故に省みられない。 結実しなかった蒋介石や リッベントロップ等との和平工作など 戦中の情報戦秘話が盛り沢山。 武官の妻が暗号電文の作成発信の役目を 務めるとは初めて知った。 それ故に情報は詳細かつ具体的。 北欧での当時の暮らしぶり、 魚食含...

いつの時代にも優秀な方がいて それ故に省みられない。 結実しなかった蒋介石や リッベントロップ等との和平工作など 戦中の情報戦秘話が盛り沢山。 武官の妻が暗号電文の作成発信の役目を 務めるとは初めて知った。 それ故に情報は詳細かつ具体的。 北欧での当時の暮らしぶり、 魚食含めた食事、 終戦直後の引揚げの様子などの記述も興味深い。 この方の娘であり外交官夫人でもあった 大鷹節子さんの書くチェコ関連本から知った書籍、 こちらも読み応えある良書が多い。 <その他の書籍紹介> https://jtaniguchi.com/tag/%e6%9b%b8%e7%b1%8d%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

Posted byブクログ

2020/08/25

ムーミンの訳者でもあるという著者とのことですが、第二次大戦時には戻り元陸軍武官の妻としてスエーデンに駐在していた時期があり、その頃の貴重な話を詳しく綴っている。暗号電報は妻の仕事だったとかすごい。

Posted byブクログ

2020/01/27

面白かった! 知られざる日本政府の裏の姿、武官としての諜報活動や社交の場などが描かれていて、本当に新鮮だった。 日本政府がいかに馬鹿だったか、痛感したよね

Posted byブクログ

2009/10/04

日本にスウェーデンの児童小説をたくさん翻訳して紹介している小野寺百合子さんが、どのようにしてスウェーデンとの関係が出来たのか、当時(昭和10年代)に外国に赴任するご主人に付き添って赴任地に行くことの大変さ、武官として外国に赴任していたご主人の仕事の様子など、女性の立場からの実話が...

日本にスウェーデンの児童小説をたくさん翻訳して紹介している小野寺百合子さんが、どのようにしてスウェーデンとの関係が出来たのか、当時(昭和10年代)に外国に赴任するご主人に付き添って赴任地に行くことの大変さ、武官として外国に赴任していたご主人の仕事の様子など、女性の立場からの実話が語られています。興味深かったですね。【2006年11月20日読了】

Posted byブクログ