1,800円以上の注文で送料無料

妻を帽子とまちがえた男 の商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/01/14

490.4-サツ 少し古くなりましたが、「レナードの朝」を書いたオリバー・サックスの一連の著作が 翻訳されています。まだ読んでいない方は映画から入るのがお薦めかも。 現在も入手可能で、その魅力は今も色褪せていません。

Posted byブクログ

2019/03/31

脳が壊れてやられるのは精神だけではない。身体も壊れる。 自分の身体が自分のものと認識できない。感覚が消えた手足。 ファンタジーSFだと思うが、SFではない。 本当にいた患者たちだ。

Posted byブクログ

2017/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1992年刊。著者は神経学専攻の医師。◆本書で触れられるのは脳の機能障害に由来する症例紹介が中心で、生理学、機能面、画像所見など高度の客観性ある事実摘示は少なく、症例の多様さはともかく、若干物足りない。◇疾病例として、幻肢、視覚的等失認症、逆行性健忘、チック等があげられている。これら症例の全体を通してみれば、脳が極めて絶妙なバランスで作用していることを示す書といえる。また、バランスの狂いが行動面での奇妙な事態を招来するが、これを奇異に感じる差別的目線に再考を促すものとも評し得るかも。

Posted byブクログ

2016/01/06

脳や神経にダメージを受けてしまった人たちの不思議な世界を語った本です。 症例を集めた本ではあるんですが、患者さんたちの世界が物語になっています。 モノが認識でない人、顔が認識できない人、記憶が飛んでしまっている人、記憶が過剰な人、記憶がリフレインする人、自分の体を認識でない人、サ...

脳や神経にダメージを受けてしまった人たちの不思議な世界を語った本です。 症例を集めた本ではあるんですが、患者さんたちの世界が物語になっています。 モノが認識でない人、顔が認識できない人、記憶が飛んでしまっている人、記憶が過剰な人、記憶がリフレインする人、自分の体を認識でない人、サヴァンな人たち、自己がなく他を取り込み続ける人たち、などなど不思議で奇妙な世界の物語が展開されています。 話の本数としては24篇で、結構な分量です。 今では一部否定されてる医療情報(二次的な自閉症とか)もあるんだろうけど、いろいろと興味深い話ばかりでした。 ちょっと難しいところもありましたが、なかなか面白かったです。

Posted byブクログ

2015/03/14

色んな脳疾患がどのような影響を与えるのか。オリバー・サックスは、患者を病人、血管のある人間としてみるのではなく、人格を見て治療をしていく。

Posted byブクログ

2013/06/01

ちょっと長く、くどいかな(訳文のリズムに問題があるような気はするが)。 人間というか生物というのは絶妙のバランスの上に成立するもので、少しでも逸れると色んな事象が発生するのはよく分かった。 一番印象的なのは患者本人がそれを鋭く自覚する場合もあれば、全く無自覚な場合もあり千差万別だ...

ちょっと長く、くどいかな(訳文のリズムに問題があるような気はするが)。 人間というか生物というのは絶妙のバランスの上に成立するもので、少しでも逸れると色んな事象が発生するのはよく分かった。 一番印象的なのは患者本人がそれを鋭く自覚する場合もあれば、全く無自覚な場合もあり千差万別だということ。 どの場合が患者ご本人にとって幸せなのかはよく分かりませんが、自然(ある人は神と言うのだろうか?)の力による今の自分の境遇に感謝することを忘れてはいけませんな。

Posted byブクログ

2013/05/30

「知の逆転」でのオリバー・サックスへのインタビューが面白かったので、興味を持って読んでみました。 神経科医であるサックス氏による、彼の患者の症例集であり、物語です。通常人が有するとされている感覚を有していない人々についての24の小話が集められています。 描写は非常に巧みで、ぐい...

「知の逆転」でのオリバー・サックスへのインタビューが面白かったので、興味を持って読んでみました。 神経科医であるサックス氏による、彼の患者の症例集であり、物語です。通常人が有するとされている感覚を有していない人々についての24の小話が集められています。 描写は非常に巧みで、ぐいぐいと話に引き込まれます。 患者の体験している世界は、自分が普段感じている世界とはかけ離れており、かつ、唯一無二であり、まさに「物語」のようだと思いました。それぞれの人が個人として尊厳をもって困難の中にあっても生きている、ということが強く伝わってきます。 それにしても、このような本を読むたびに、人間の個別性と普遍性とが同時に強烈に印象付けられます。

Posted byブクログ

2012/11/25

 脳神経に障害をもった人たちの話。喪失、過剰、移行、純真に分かれてでてくる24人の物語は、決して明るく楽しい話ばかりではないが、人は、こういう人生もあるのだということを知るのには悪くないかもしれない。

Posted byブクログ

2012/10/16

脳神経心理学者だったかな?の著者による 患者について愛をもって語るメディカルエッセイ。 脳神経に何らかの障害を持った場合に出る 摩訶不思議な症状とそれを受け入れ充実してゆく患者。 例えば、 重度に身体が傾いていることがわからず周囲を驚かす人や タイトル通り、妻の頭を帽子だと思って...

脳神経心理学者だったかな?の著者による 患者について愛をもって語るメディカルエッセイ。 脳神経に何らかの障害を持った場合に出る 摩訶不思議な症状とそれを受け入れ充実してゆく患者。 例えば、 重度に身体が傾いていることがわからず周囲を驚かす人や タイトル通り、妻の頭を帽子だと思って被ろうとしたり 視覚を司る場所に障害が出ると、視覚を失うのみならず なんと「見る」という意味や、視覚的想像などの感覚や その経験をもスッポリ失ったような事例等々。

Posted byブクログ

2011/07/12

オリバーサックスの論文や本って、脳化学の本を読んでいると必ずのように引用されている。 なので、一度読んでみたかった。 彼が医師として診察した患者の風変わりな症例を紹介していて、それぞれは短くまとめられているので、かなり読みやすい。このところ読み漁っていた脳科学のわかりにくくて...

オリバーサックスの論文や本って、脳化学の本を読んでいると必ずのように引用されている。 なので、一度読んでみたかった。 彼が医師として診察した患者の風変わりな症例を紹介していて、それぞれは短くまとめられているので、かなり読みやすい。このところ読み漁っていた脳科学のわかりにくくて小難しい本の中で、息抜きになった。 脳のいろんな部分に障害を持ち、何かしらの症状で苦しんでいる人達を通して、人間とは何かを哲学的に考えている。が、私としては、彼の哲学的な考えにはあまり興味が無い。医師として、科学的に客観的に述べている部分と意見として「彼には魂が無い」などと述べている部分が混在しているところが私は気に食わなかった。 とはいえ、脳科学の本を読んでいく中でぼんやりと形付けられていた知識が、具体的な事例を読む中ではっきりと理解できる形に変わってきたという点において、この本を読んだ意義は大きかったと思う。

Posted byブクログ