怪盗ルパン 奇巌城 の商品レビュー
アルセーヌルパンシリ…
アルセーヌルパンシリーズはここから始まった。ルパンシリーズ第一巻。ホームズは何故ルパンの宿敵となったのか?
文庫OFF
はらはらどきどきで面…
はらはらどきどきで面白かったです。冒険活劇!って感じで楽しかったです。
文庫OFF
まずね、題名に偽りあり、ではないかと。奇巌城ってワードは全然出てこない。邦名にする時につけた名前たそうで… そしてルブランの書き方がやっぱり苦手。大風呂敷広げすぎだよ、全世界が注目!とか世界中に連絡員がいて、とか。 最後に翻訳の仕方がところどころ変で、読みにくい。外国人が話してる...
まずね、題名に偽りあり、ではないかと。奇巌城ってワードは全然出てこない。邦名にする時につけた名前たそうで… そしてルブランの書き方がやっぱり苦手。大風呂敷広げすぎだよ、全世界が注目!とか世界中に連絡員がいて、とか。 最後に翻訳の仕方がところどころ変で、読みにくい。外国人が話してる日本語を聞いてるみたいな。 古い本だろうにこの表紙もなんとも… ホームズはへなちょこに書かれてるし、突然の少年名探偵登場もさぁ…唐突すぎて。 アニメのルパン三世だけでやめとけば良かったf^_^
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルブラン『奇巌城』はすぐ読み終わりました。けれどシャーロックホームズを初めて読んだ時のような興奮はありませんでした。 作家大沢在昌さんたら、名作鑑賞『私を変えたこの一冊』で「いまだ読んだことがないという人を、私は心からうらやましいと思う。」とおっしゃるので期待しすぎました。 「シャーロックホームズとルパンは推理小説の、探偵小説の登竜門、いや洗礼の儀式である、というのは常識だ。」と知りつつ、ルパンには手をつけていなかったわたしは時すでに遅しというわけでしょうね。 なぜならシャーロックホームズは中学生の時ですからね。しかたありません。読まずに死ななかっただけでもよしです。 読んですぐあとテレビで「金田一少年の事件簿」のひとつ(題、忘れた)を何気なく見てましたら、プロローグも高校生が謎解きをするのもほとんどそっくり。奇巌といわれる牙のような岩もストーリーに関係なくちらり登場、ああ影響受けてるなーと思いました。こんなことがわかるのは読んだからおもしろいのかもしれません。
Posted by
推理小説の古典傑作。描写の古さや、流れの不自然なところは現代になってみればあれど怪盗ルパンの人物イメージが確立されていて、胸躍る。完全無欠な強さと頭の良さ、女に弱くユーモアとロマンチックを兼ね備えた謎の紳士ルパンを追う高校生ボートルレ。謎解きも、ロマンスもあり、シャーロック・ホー...
推理小説の古典傑作。描写の古さや、流れの不自然なところは現代になってみればあれど怪盗ルパンの人物イメージが確立されていて、胸躍る。完全無欠な強さと頭の良さ、女に弱くユーモアとロマンチックを兼ね備えた謎の紳士ルパンを追う高校生ボートルレ。謎解きも、ロマンスもあり、シャーロック・ホームズまで登場する盛りだくさんな物語。
Posted by
ルパン3世の元ネタ、アルセーヌ・ルパンのお話。 フランス語?を直訳してることもあり、文章は冗長でくどい。 内容は王道の探偵モノ。 何にしろジャンルが出た当時の勢いが感じられた。先へ読み進めたくなる。 当時の流行りもの小説の人物を集結させる内容だったらしい。 もう少し他の小説に...
ルパン3世の元ネタ、アルセーヌ・ルパンのお話。 フランス語?を直訳してることもあり、文章は冗長でくどい。 内容は王道の探偵モノ。 何にしろジャンルが出た当時の勢いが感じられた。先へ読み進めたくなる。 当時の流行りもの小説の人物を集結させる内容だったらしい。 もう少し他の小説に詳しければ、もっと面白かったのかもしれない。 あとがきの二人のコメントが面白かった。こういうあとがきが好きである。 P307 もしあなたが、この『奇巌城』を手にするのが初めてだ、というなら、あなたはこれから、探偵小説のすばらしい新しい世界の扉を開くことになる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
装画 さべあ のま AD 菊池信義 口絵レイアウト 野崎真理 持っているのは1992年発行のamazon.co.jpとは表紙が違う版です。 資料の写真集が4頁。 浜田知明の解説が18頁 大沢在昌の鑑賞が5頁 ルブランの年譜が18頁 集英社文庫のルブランは初めて。 奇巌城は、読んでいて、最初はボートルレがルパンかと思った。 途中から、ああ、これがルパンかと分かった。 大体の筋は、ふむふむと納得。 フランス物だけに、幸せ終わり(happy end)でないところがややつらい。 ホームズも好きだけど、やっぱりルパンの方が好きなのに、 最後はあまりにも悔しい。
Posted by
怪盗ルパンシリーズですね。三世じゃないです(当然)じーさまのほうですね。 あー暗号もの、というべきか、冒険小説というべきか。 暗号にしろなんにしろ、フランス語知らないし、解けるわけもなく。(まあ暗号ってのはそんなもんですね。) 何度もルパンに打ち勝ったかと思ってる途中に、...
怪盗ルパンシリーズですね。三世じゃないです(当然)じーさまのほうですね。 あー暗号もの、というべきか、冒険小説というべきか。 暗号にしろなんにしろ、フランス語知らないし、解けるわけもなく。(まあ暗号ってのはそんなもんですね。) 何度もルパンに打ち勝ったかと思ってる途中に、それを覆され続けるボートルレ少年。(高校生だから少年じゃないだろう。) さすがルパン、と思いながらも、騙され、流され続ける青年が少しかわいそう。 ホームズも出てくるけれど、非常に卑怯で卑屈なじじいとして描かれております。フランス人、イギリス人が嫌いなのか……? 抜粋。 「アルセーヌ・ルパン式の年数は、世間の十倍のテンポで進んでゆくんだ」 時空すら越える大怪盗。 ところで、タイトル、何で「奇巌城」なんだろう。本文にそんな言葉、あったか? 04.07.06
Posted by
ミステリの必読書ということで読んだ。 ミステリ、確かに謎はいっぱいあったけど、手がかりがさっぱり掴めなかった(フランス語がわからないせいも一つにはあると思うのだが)。 なんだか、思ってたのと違うなぁという印象。 しかし、いつも読んでいるミステリと一番違っていて興味深いのは、主人...
ミステリの必読書ということで読んだ。 ミステリ、確かに謎はいっぱいあったけど、手がかりがさっぱり掴めなかった(フランス語がわからないせいも一つにはあると思うのだが)。 なんだか、思ってたのと違うなぁという印象。 しかし、いつも読んでいるミステリと一番違っていて興味深いのは、主人公=探偵と、一概に言えないところだ。主人公格=犯人なので、自然とそちらにスポットが当てられる場面は増え、探偵の力不足も強調される。そういった意味では、とても珍しくて面白いと言えるかもしれない。何度も何度も、ルパンに悔しい思いをさせられた。 ただ、申し訳ないことに、私はホームズ派なので。。。 恋愛要素が強いことも、フランス的で独特な印象。ただ、そこもあまり好みではなかったり。 ぐだぐだと文句を並べたてたが、抜群のエンターテイメント性には脱帽。最終局面の舞台など、一種映画のようで(あるいは宮崎アニメのようで)、大変楽しく読めた。
Posted by
ノルマンディの海岸線に眠るフランス王家の財宝。その隠し場所を解く鍵は、フランス革命で断頭台に消えた王妃マリ・アントワネットが残した謎の紙片にあった。怪盗紳士ルパンと天才的な推理力をもつ少年ボートルレが対決するルパン・シリーズの最高傑作。
Posted by
- 1
- 2