パンのかけらとちいさなあくま の商品レビュー
リトアニア民話 福音館 こどものとも 1979年に発刊 確かムカシ読んだ気が…… 民話って 日本も含め 庶民の願いですよね 切実な 厳しい暮らしの中から生まれた 「あくま」って日本のそれとは感じが違いますよね 人間のそばにあって見守ってくれる 「天使」ってわけじゃないけど ...
リトアニア民話 福音館 こどものとも 1979年に発刊 確かムカシ読んだ気が…… 民話って 日本も含め 庶民の願いですよね 切実な 厳しい暮らしの中から生まれた 「あくま」って日本のそれとは感じが違いますよね 人間のそばにあって見守ってくれる 「天使」ってわけじゃないけど 痛快なお話しでした 内田梨沙子さん、堀内誠一さんのコンビ いいですね ≪ ひとたばの 麦の穂積んで いざ家に ≫
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タイトルからは想像できなかった面白さ! これぞ昔話のいいところ!って感じのお話! 誰とは言わないが、めっちゃいいやつ!!!!! 人?を肩書きで判断しちゃあいけないゼ。 読みやすいし面白いし、バッチリじゃないですか!
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リトアニア民話 小さな悪魔が貧乏な木こりからお昼のパンを盗みました 意気揚々と帰ってきた小さな悪魔は、大きな悪魔から叱られてしまいます 小さな悪魔はパンを木こりに返し、何か役に立ちたいと申し出ました どうしてもというので、木こりは沼を小麦畑に変えてほしいと頼みました 小さな悪魔...
リトアニア民話 小さな悪魔が貧乏な木こりからお昼のパンを盗みました 意気揚々と帰ってきた小さな悪魔は、大きな悪魔から叱られてしまいます 小さな悪魔はパンを木こりに返し、何か役に立ちたいと申し出ました どうしてもというので、木こりは沼を小麦畑に変えてほしいと頼みました 小さな悪魔は木を抜いたり、水を飲んだり、土を耕したりと働いていて、麦畑ができましたが、これから収獲という時になって、地主がやってきて根こそぎ麦を持っていってしまいました 小さな悪魔はどうやって取り返すのでしょう 読み聞かせ時間は8分弱です 悪魔がみんな優しいお話です
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リトアニア民話。 リトアニアには悪魔博物館があるほど、悪魔が親しまれている国だそう。悪戯っ子だけど、人間が好きで、困っていると放っておけないんだって。 絵本に出てくる悪魔なのに、大きい悪魔も小さい悪魔も優しいのにびっくり。 知恵を働かせて、貧乏な木こりを助ける典型的な民話です。...
リトアニア民話。 リトアニアには悪魔博物館があるほど、悪魔が親しまれている国だそう。悪戯っ子だけど、人間が好きで、困っていると放っておけないんだって。 絵本に出てくる悪魔なのに、大きい悪魔も小さい悪魔も優しいのにびっくり。 知恵を働かせて、貧乏な木こりを助ける典型的な民話です。 高学年も楽しんで聞いてくれそうでお気に入り。 およそ8分。
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4歳と2歳の娘達に読みました。 少し難しいかな、と思いましたが、真剣にジーと見ていました。 あくまとタイトルにあるので怖いお話なのかな、と思いましたが、 あくまは良い子でした。 地主が死んでしまうところで、「え!」とびっくりしていました。 年長さんぐらいからがちょうど良いかも。 大きくなったらまた読みたいです。
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「なんてやつだ! びんぼうな きこりの だいじな べんとうじゃないか。さ、いますぐ あやまりにいけ。おわびの しるしに きこりのために はたらいてこい。 なにか やくにたつことをやってこい。それまでは、かえってくるな!」 悪魔は人間にとって害をなすと思い込んでいるからこのセリフが面白い。 きこりにとって"だいじな べんとう"であるはずだという、相手を慮る存在が果たして悪魔なのか。 善悪を二元論では語れないのではないか?という問いかけから善悪についての議論に発展できそう。
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息子8歳1か月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 読んだ◯ 何度も読む(お気に入り) その他 リトアニアの民話。 びんぼう...
息子8歳1か月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 読んだ◯ 何度も読む(お気に入り) その他 リトアニアの民話。 びんぼうのきこりのわずかなパンを盗んだちいさな「あくま」がおおきな「あくま」に、きこりに『あやまりにいけ』、『きこりのためにはたらいてこい。なにかやくにたつことをやってこい、それまではかえってくるな!』と怒られて、頑張ります。 あやまりにきたちいさなあくまを、びんぼうなきこりはわらって許しますが、どうしてもおわびがしたいと泣き出すあくまに、沼を麦畑にしたい等お願いをするきこり。あくまはきこりの願いをかなえようとがんばります。 きこりのお願いは、最初から不可能な話ではありますが、だめもとであくまにお願いをしたら実現してしまう。奇跡。でも物語はそれだけでは終わらず、一番の「あくま」は強欲な人間だった、というお話。 いい作品(民話)でした。
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6歳〜。リトアニアの民話。珍しい。 けっこう昔の絵本だが、絵柄が今風なのでとっつきやすい。悪魔、沼、地主、作男、小麦などの要素に、北欧、東欧の香りを感じる。 支配層が強固な歴史があるこら、このようなストーリーを生まれたのかな、と思う。 絵本を通して異文化の存在を理解してくれたらな...
6歳〜。リトアニアの民話。珍しい。 けっこう昔の絵本だが、絵柄が今風なのでとっつきやすい。悪魔、沼、地主、作男、小麦などの要素に、北欧、東欧の香りを感じる。 支配層が強固な歴史があるこら、このようなストーリーを生まれたのかな、と思う。 絵本を通して異文化の存在を理解してくれたらなと、親としては思う。
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とても好きな本のひとつです。あくまは、悪く書かれがちですが、このあくまは、ほんとに良い子で、ラストもスカッとする物語です。
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絵本で世界を学ぼう で 紹介された本。 本書で84冊目だ。 リトアニアのお話。 ちいさなあくまだから、力も大したことはない。 手塚治虫のファウストに出てくる悪魔のレベルか? 何しろ貧しいキコリの昼ごはんのパンのかけらを くすねるくらいだから。 でもお話が進むと、ちいさなあ...
絵本で世界を学ぼう で 紹介された本。 本書で84冊目だ。 リトアニアのお話。 ちいさなあくまだから、力も大したことはない。 手塚治虫のファウストに出てくる悪魔のレベルか? 何しろ貧しいキコリの昼ごはんのパンのかけらを くすねるくらいだから。 でもお話が進むと、ちいさなあくまは大きな力を 出してくれる。 でキコリは幸せになるんだ。 じゃ小さな悪魔より悪いのは地主だ。 悪魔は、天使ではないか? キコリを搾取するのは地主、多分ロシアの例えだろうか? リトアニアの悪魔は、貧しいキコリの味方で、搾取する地主は、貧しいキコリの敵だ。 見方を変えると、お話の本筋は全然違うものになる。 絵本もなかなか奥が深い。
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