パンのかけらとちいさなあくま の商品レビュー
あくま”って悪いやつばかりじゃないんだな・・・と、ちょっと優しい気持ちになれる民話です。とんちも楽しい。 豆知識:リトアニア共和国はヨーロッパ北東部にあり、ポーランドの北に位置しています。また、お話にでてくる麦の収穫は、稲とは違い、初夏に行います。
Posted by
まじめな「きこり」が良い思いをして、欲深「地主」が罰を受けるよくあるパターン。ちょっと違うのは、「ちいさなあくま」の存在。ちょっと想像しているあくまとちがって、きこりを助け、知恵を働かせます。
Posted by
2015.03.09 一年生 約11分 家庭で良く読んでいる本を初回に選んでみました。 少し長かったけれど、さすが一年生、しっかり聞いてくれて反応もあり、嬉しかったです。 ----------------------------------------- あくま、って悪いこと...
2015.03.09 一年生 約11分 家庭で良く読んでいる本を初回に選んでみました。 少し長かったけれど、さすが一年生、しっかり聞いてくれて反応もあり、嬉しかったです。 ----------------------------------------- あくま、って悪いことや嫌がることをすることがほとんどなのに、ここに登場するあくまの素直で快活で立派なこと! ちいさなあくまの活躍が痛快です。
Posted by
読み聞かせで紹介されていた本。すごいカタルシスがあっていい。さらりと地主が死んじゃってるけど昔話はこんなものだった。
Posted by
子供の頃から自宅にあった絵本のひとつ。 その頃は気味悪く思っていたような… 久しぶりに読んで別の面白さを発見!
Posted by
貧乏なきこりのおじいさんのパンを盗んでしまった小さなあくまが、自分のいたずらに得意になっていたが、大きなあくまたちに叱られて、おじいさんに謝り、お詫びのしるしにおじいさんのために働いて許してもらうお話です。 最後は、善いことをして嬉しそうにしていた小さなあくまの様子に暖かい気持ち...
貧乏なきこりのおじいさんのパンを盗んでしまった小さなあくまが、自分のいたずらに得意になっていたが、大きなあくまたちに叱られて、おじいさんに謝り、お詫びのしるしにおじいさんのために働いて許してもらうお話です。 最後は、善いことをして嬉しそうにしていた小さなあくまの様子に暖かい気持ちになる物語です。またあくまなのに、貧しい木こりに意地悪してはいけないと言うところが面白いと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リトアニアの民話。 ある日、あくまの子が貧乏な木こりが持っていたパンのかけらを食べてしまいました。あくまの子が得意顔で帰ると、大きな悪魔たちに怒られてしまいます。 あくまの子は、木こりのために役に立つことをするまで帰れなくなってしまいました。 木こりとあくまの子は、地主から役に立たない泥沼をもらい、立派な麦畑にしました。すると、地主は「麦畑にしてもいいといったが、やるとは言わなかった」と麦を全部持って行ってしまいました。あくまの子は、地主と交渉して「一束」だけもらうことになりました。あくまの子は、すべての麦を一束に束ねて、襲い掛かってくる牛も捕まえて、牛も麦も全部持って帰りました。 ショックに地主は死んでしまいましたとさ。 親切なあくまたちでした。
Posted by
先日、キリスト教圏の人達は幽霊は怖がらないが悪魔は酷く怖がる。というテレビを見ましたが。小さな悪魔が貧乏な木こりのなけなしのお弁当だったパンのかけらを取ってしまいます。すると、悪魔達に「何て事をするんだ!おわびに木こりにいい事をして償って来ないと、入れてやらん!」と怒られてしまい...
先日、キリスト教圏の人達は幽霊は怖がらないが悪魔は酷く怖がる。というテレビを見ましたが。小さな悪魔が貧乏な木こりのなけなしのお弁当だったパンのかけらを取ってしまいます。すると、悪魔達に「何て事をするんだ!おわびに木こりにいい事をして償って来ないと、入れてやらん!」と怒られてしまい、木こりを助けに行きます。(とっても心の良い悪魔達なんですね)悪魔の知きこりに一生懸命木こりに償いをします。読み聞かせにも。 「細工は流々、仕上げを御ろうじろ。」という使い慣れない言葉が出てきますが、解説などはしなくても大丈夫かもしれません。
Posted by
あくまが出てくるのでこわい話なのかな?と思ったけど、読後は微笑ましくて気持ちいい。絵がすばらしいです。
Posted by
悪魔だっていうのでちょっと怖いのかななんて予想して読んだら全然違いました。なので、5歳児怖がるかと思っていたけど、面白かった!と言っていました。 貧乏な木こりのパンを盗んで帰っておおきな悪魔達におこられたちいさなあくまは、木こりにいいことをするために戻ります。リトアニアの昔話だそ...
悪魔だっていうのでちょっと怖いのかななんて予想して読んだら全然違いました。なので、5歳児怖がるかと思っていたけど、面白かった!と言っていました。 貧乏な木こりのパンを盗んで帰っておおきな悪魔達におこられたちいさなあくまは、木こりにいいことをするために戻ります。リトアニアの昔話だそうで、調べてみると、リトアニアでは、悪魔は悪ではなく、人間との関係も良好で、妖精やエルフイメージらしいです。
Posted by