こころの処方箋 の商品レビュー
子どもの塾の国語の課題で論説文として取り上げられていたのがきっかけで拝読。 普遍的な一冊でした。今回、図書館で借りましたが、手元において何度も読み返したくなる一冊です。
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これは1冊置いてあっても損はない本だと思います。 ちょっと疲れたときにパラパラと読めますし。 正論が時によくないこともあったり 耐えることは必ずしもよくないことだったり… これは本当にうなずけます。 現実耐え続けた結果、 私は猛烈に故障しました。 感情死にましたからね。 だからこそわかるのよ。 耐え抜くことは美徳じゃないってな!!
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30年前に書かれた本ですが、ハットする事がある。 頭の中が洗われるような心が洗われる読後感でした。 印象的な文章 ⒈人の心などわかるはずがない ⒉ふたつよいことさてないものよ ⒊説教の効果はその長さと反比例する ⒋道草によってこそ「道」の味がわかる ⒌二つの目で見ると奥行きがわか...
30年前に書かれた本ですが、ハットする事がある。 頭の中が洗われるような心が洗われる読後感でした。 印象的な文章 ⒈人の心などわかるはずがない ⒉ふたつよいことさてないものよ ⒊説教の効果はその長さと反比例する ⒋道草によってこそ「道」の味がわかる ⒌二つの目で見ると奥行きがわかる
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即断せずに見ることで、今までわからなかった可能性が見えてくる。簡単に決めつけない。 100%正しい忠告は、まず役に立たない。 衝動的に欲しくてたまらなくなるときは、手に入れようとする餅ではなく、それに重ね合わせている心の中の「絵に描いた餅」を欲しがっている。 理解ある親を持つ子は苦しい=正しくは、理解あるふりをしている親を持つ子は苦しい。 心の中の勝負は51対49。 説教の効果は長さに反比例する。 ものごとは努力によって解決しない。努力は免罪符になっていないか。 フルトベングラーの指揮の合図はわかりにくい。 昔はよかった、は進歩についてゆけぬ人の言葉。解決策にはならない。 夏目漱石の『道草』日常のゴタゴタが道そのものの味を持っている。 カウンセラーは一つの目でなく2つの目で見る。甘い目と厳しい目。 心配の種は尽きない。心配するな、もそれだけで早められない。ならば心配を楽しむように努力する。 心配すべき時に心配を取り上げるとボケる。 幸福になるためには断念が必要。 すべての人が創造性を持っている。
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30年前(1992年1月)発行 2022年新年号朝日中高生新聞の本の紹介を読んで手に取りました。 昭和の匂い感満載の文章ながら、今にも通じる感もあります。 (印象に残ったコラム) ・絵に描いた餅は餅より高価なことがある ・100点以外はダメな時がある ・心の中の勝負は51対49...
30年前(1992年1月)発行 2022年新年号朝日中高生新聞の本の紹介を読んで手に取りました。 昭和の匂い感満載の文章ながら、今にも通じる感もあります。 (印象に残ったコラム) ・絵に描いた餅は餅より高価なことがある ・100点以外はダメな時がある ・心の中の勝負は51対49のことが多い ・心の新鉱脈を掘り当てよう ・灯を消す方がよく見えることがある ・生まれ変わるためには死なねばならない ・同じ「運命」でも演奏次第で値段が違う ・ソウル・メーキングもやってみませんか
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ピア・サポーターズHさんのおすすめ本です。 「天理大学で教鞭を執られたことのある臨床心理学者・河合隼雄先生によるコラムをまとめた本です。冒頭の“人の心などわかるはずがない”という一言から惹きつけられること間違いなし!心理学を専攻されている方はもちろん、初めて心理学の本を手にとる方...
ピア・サポーターズHさんのおすすめ本です。 「天理大学で教鞭を執られたことのある臨床心理学者・河合隼雄先生によるコラムをまとめた本です。冒頭の“人の心などわかるはずがない”という一言から惹きつけられること間違いなし!心理学を専攻されている方はもちろん、初めて心理学の本を手にとる方にも読みやすくおすすめの一冊だと思います。」 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00081617
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1992年発行だが人間の悩みはいつの時代も本質的には変わらないと思った。 あとがきにわざわざ常識を教えないといけない時代になったとの一文が印象的だった。昔なら自然と周囲の人に教えてもらえていたことが現代の人間関係の希薄さでは難しいように感じられた。 内容としては人間関係の考え方、...
1992年発行だが人間の悩みはいつの時代も本質的には変わらないと思った。 あとがきにわざわざ常識を教えないといけない時代になったとの一文が印象的だった。昔なら自然と周囲の人に教えてもらえていたことが現代の人間関係の希薄さでは難しいように感じられた。 内容としては人間関係の考え方、捉え方がメインで分かりやすく面白かった。一生懸命を履き違えて周囲を困らせないように自分の内面を深く観察しながら生活していこうと思った。
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常識と言われている事をワザワザ書いている。 この最後のフレ-ズが印象的だとた。 人のことはわからない、こるが正解であるとともに、乗り越えていく山なのでしょう
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【鈴木伸哉先生】 本文からの引用 羨ましいという感情に伴って意識されてくるのは、その部分が特に開発すべきところ、あるいは、開発を待っているところとして、うずいていることを意味しているのである。ある個人にとってやらねばらぬことややれることは山ほどあるはずえある。その中で羨ましいという感情は、どの方向に自分にとっての可能性が向かっているかという一種の方向指示盤としての役割を持って出現してきているのである。(P199) ものごとの奥行きを知るためには、二つの異なる視点を持つことが必要だといえそうである。(P192) 人に遅れをとることの悔しさや、誰もができることをできないつらさなどを味わったことによって、弱い人の気持ちが良くわかるし、死について生についていろいろ考え悩んだことが意味を持ってくるのである。(P165)… などなど
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この本と、思考の整理 は、己の人生に関わってきている、気が。 小さい作用が大きい意味を持って後後になればなるほどあらわれてくる、気がする。
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